テニスのATPツアー250 デルレイビーチ・オープン2回戦で、第4シードのトミー・ポールが放ったショットが「確実に今年のショット・オブ・ザ・イヤーに選ばれるだろう」と話題になっている。
ABSOLUTELY THE SHOT OF THE YEAR ?
Take a bow, @tommypaul1 ?#DBOpen pic.twitter.com/sBkqZJDcon
— Tennis TV (@TennisTV) February 16, 2022
このスーパーショットが飛び出したのは第2セットの第3ゲーム。予選から出場のデニス・イストミンに対し、第1セットを6-2で取り、迎えた第3ゲームも2-0でリードしたポール。さらに15-30のブレークチャンスでその場面は訪れた。
イストミンのサービスで体勢を崩されたポールはチャンスボールを返してしまったが次の瞬間、背面に決められたかに思われたボールをノールックでラケットを背中側に回して見事リターンに成功。15-40としてブレークに成功するとそのまま6-0で勝利し、ポールは準々決勝に進出した。
このスーパーショットをATPの公式中継サイト「テニスTV」がツイッターで公開すると、瞬く間に話題に。しかし、ポールのこのショットは今回が初めてではなかった。2021年3月の大会でもポールは同じような背面ショットを披露。このゲームでも勝利を収めている。
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偶然とはいえ2度もスーパーショットを決めたポール。昨年は世界ランキング56位だったが、現在は41位と上昇中。
今後の躍進も楽しみなポール。次はどのようなトリッキーなショットを繰り出すか、彼の名前は覚えておいて損はないだろう。