アップルのティム・クックCEOとサービス担当副社長エディ・キュー氏が、10月23日(米現地時間)に開催されたF1アメリカグランプリ(サーキット・オブ・ジ・アメリカズ)に参加。そしてクック氏があまり気乗りしない感じでチェッカーフラッグを振ったことが話題を呼んでいます。
米テキサス州オースティンにある同社のキャンパスを視察。そこで次世代のAppleシリコン(独自開発チップ)の設計に関する作業に賞賛を送ってから、招かれたF1グランプリに出席したかっこうです。
米スポーツ専門チャンネルESPNが公式アカウントで、まさにクック氏がチェッカーフラッグを振る瞬間の動画をツイートしています。しかし、本人は無表情のままで、特に感動した様子もなく、いかにも重たそうにフラッグを振っているようです。
Apple CEO Tim Cook was in charge of the chequered flag in Austin ?? pic.twitter.com/XkvP8jsaPV
— ESPN F1 (@ESPNF1) October 24, 2022
この動画に対して「F1史上、もっとも惨めな瞬間」「新型スマートフォン(iPhone 14)が最小限のアップグレードしかしてないときも熱狂を偽っていたのに、壮大なレースでチェッカーフラッグを振るときに笑顔を浮かべることができないの?」とツッコミが相次いでいます。
おそらくクック氏がF1グランプリに出席したのは、動画ストリーミングApple TV+でF1関連番組を制作する契約を結んでいるためと思われます。今年3月、同社は数々の実績あるF1ドライバー、ルイス・ハミルトンの長編ドキュメンタリー製作を発表。ほか、ブラッド・ピット主演で『トップガン マーヴェリック』のジョセフ・コシンスキー監督によるF1レース映画の権利を獲得したとも報じられていました。
しかし、クック氏ご本人がチェッカーフラッグを振るときは、もう少し演技力が求められるかもしれません。
Source:ESPN F1(Twitter)
via:9to5Mac