スイスのスポーツブランド「On(オン)」 は、スポーツウェアの廃棄物削減を目的とした循環型プログラム「Cyclon(サイクロン)」に2つの新作モデル 「Cloudrise Cyclon(クラウドライズ サイクロン)」と「Cloudeasy Cyclon(クラウドイージー サイクロン)」が、2024年5月21日より加わることを発表。
日常のランニングとジムや普段使いに適したシューズ
Onは、2022年に世界初のリサイクル可能なランニングシューズ「Cloudneo(クラウドネオ)」を発表し、世界中のランナーへサブスクリプションサービスを通じて提供しています。本サービスに登録しているランナーは、約6か月ごとに新しいシューズを受け取り、履き古したシューズをOnへ返送することで、回収したシューズの素材がリサイクルされ、廃棄物削減に貢献することができます。
今回発表した、Cloudrise Cyclonは、現在発売中のパフォーマンス・ランニングシューズCloudneoと同様、2種類の高品質で高性能なポリアミドから設計されています。アッパー部分は90%がトウゴマから作られた植物由来の素材(PA11)、ソール部分には同じく30%以上が植物由来の素材(Pebax)が使われており、リサイクルが可能になってい ます。また、2層構造のCloudTecでクッション性に優れ、アッパーは様々な足型に合う幅広のフィット感が特徴になっており、ニュートラルな走り心地で日々のランニングシーンで活躍する一足です。
Cloudeasy Cyclonは、リサイクル可能なだけでなく、新たなアッパー素材が採用されています。Onは、この素材開発のために、リサイクルPETプラスチックとポリエステル繊維の技術革新で世界をリードするLoop Industries社と提携。シューズ業界で、このLoop Industries社の技術を使用した製品を発表する初の企業となります。
アッパーはこのInfinite Loop技術によって、100%リサイクル・ポリエステル繊維の糸で作られています。繊維から繊維の循環を可能にするLoop PETの開発により、ポリエステル繊維の廃棄物を再び新しいシューズのアッパーに使用することが可能となります。そして、シューズのソールには、ISCC PLUS認証を受けたEVAを採用し、その半分は廃油から作られた植物由来の原材料から作られています。また、ハーフのSpeedboardが安定したライド感をもたらし、ジムなどでのトレーニングシーンや、普段使いにぴったりの一足となっています。
日常のランニングに適したCloudrise Cyclon、ジムや普段使いに適したCloudeasy Cyclonは、5月21日からオフィシャルオンラインショップより申し込み可能です。
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