キングジムが、電子メモパッド「Boogie Board(ブギーボード)」シリーズの最新モデル「ブギーボード BB-19」を6月13日に発売します。現行ラインアップで最大の約13インチという大画面と、ユーザーの声に応えた数々の改良が施されています。
記事のポイント
「ブギーボード BB-19」は、シリーズ最大の約13インチという画面サイズに加え、液晶フレームのフチの段差をなくしたフラット設計や、ロック機能付きのスタイラスホルダーなどユーザー目線に立った細やかな改良が施された意欲作です。デジタルとアナログの長所を融合させた「ブギーボード」の進化に、今後も注目していきたいところです。
「ブギーボード」といえば、紙に書くような滑らかな書き心地と、ボタン一つで瞬時に消去できる手軽さが人気の電子メモパッド。
新登場した「BB-19」、画面サイズが約13インチ[約191(W)×267(H)mm]と、現行のブギーボードシリーズでは最大(※2025年5月時点)。これにより、たくさんの情報を一度に書き込んだり、図やイラストを交えたアイデア出しをしたりと、これまで以上に自由な使い方ができそうです。

「書きづらい」「失くしやすい」を解消! 細やかな使い勝手向上
大画面化だけでなく、使い勝手も大きく進化しています。キングジムによると、「液晶フレームに段差があって書きづらい」「カバンの中でスタイラスペンをなくしてしまう」といったユーザーの声が製品開発に活かされたとのこと。
まず、液晶フレームのフチの段差をなくしたフラット設計を採用。これにより、画面の端までペン先が引っかかることなくスムーズに筆記できるようになりました。地味ながらも、日常的な使いやすさに直結する重要な改良点と言えるでしょう。
また、スタイラスの紛失防止策として、ロック機能付きのスタイラスホルダーを新たに搭載。マグネットも内蔵されているため、スタイラスの着脱が簡単で、カバンの中で迷子になる、といったストレスからも解放されそうです。
ハイコントラスト液晶の採用により、軽い力でもスムーズに筆記でき、まるで本物のペンで書いているような書き心地です。筆圧感知にも対応しており、線の太さを変えて表現豊かに描画できます。
画面消去は、従来通り「スタイラスの上部を消去スペースに近づける」方法に加え、本体側面の消去ボタンを押すことでも行える2WAY方式。利用シーンに合わせて選べるのは便利です。
電源にはコイン形リチウム電池(CR2025)1個を使用し、約2.5万回の消去が可能という長寿命ぶり。電池交換もでき、長く使い続けられる設計です。
スマホ連携でメモがさらに便利に! 専用アプリ「Boogie Board SCAN」
「ブギーボード BB-19」は、専用スマートフォンアプリ「Boogie Board SCAN」にも対応しています。このアプリを使えば、「ブギーボード」に書いた内容をカメラで撮影するだけで画像データとして保存できます。
アプリ側では、使用しているブギーボードの機種を選択することで、高精度な読み取りと自動補正が行われ、見やすい画像データとして保存されます。保存したデータにはテキストを追加するなどの編集ができ、フォルダでの管理や他の人への共有も可能です。手書きメモを手軽にデジタル化し、活用範囲を広げられるのは大きなメリットと言えるでしょう。「BB-19」だけでなく、販売中のブギーボード各機種(※販売中止機種を除く)でも利用可能です。
キングジム
Boogie Board(ブギーボード)「BB-19」
価格:1万3200円(税込)