観戦チケットを貼ったり、旅先で記録を書き込んだりと趣味の世界でも手帳は大活躍。「日本手帖の会」のみなさんに各手帳の“ハマる理由”をうかがいながら、今回は趣味に使えるユニークな手帳8点を選出しました。
鉄道ファン必携! 全国版のカラー路線図で夢が広がる
創元社
鉄道手帳
1296円(2016年版・発売中)
今年で発行8年目を迎える鉄道ファン必携の手帳。スケジュール欄は週間ホリゾンタル方式を採用しています。国内全駅掲載のカラー路線図に加えて、巻末の資料ページは計56Pの大ボリューム。
どっぷりハマる理由
「週間ページに24時間分の目盛りがついているので、予定の書き込みがラク。時間管理について考えられたフォーマットが、時間にシビアな“鉄道”らしい」
(日本手帖の会・あやさん)
コアな音楽情報も満載なタワレコ公式手帳
タワーレコード
タワレコ手帳
2050円(2016年版・発売中)
1日1ページ形式で、日々の欄の下にはアーティストの誕生日などの音楽情報が満載。自分の“NO MUSIC, NO LIFE.”な出来事を記入する欄もあり、音楽にまつわる日々の記録を残すことができます。
どっぷりハマる理由
音楽史に残る出来事やアーティストの生没日などの情報がたっぷり。
「ライブ後にセットリストを書き込んだりして、ライブの臨場感を残しておけます。欄外の音楽情報には過去のライブでこんな演出があった、という濃い情報も!」(日本手帖の会・あやさん)
住職も絶賛! 持っているだけで徳が積めそうな仏教手帳
宗教工芸社
仏教手帳
1404円(2016年版・発売中)
仏像・仏具に関する知識や各宗派の違い、寺院訪問の際のマナーなど、お寺巡りをする際に必要な情報が集約されています。スケジュール欄は週間レフト方式を採用し、欄外には高僧の名言も収録します。
どっぷりハマる理由
「巻末は充実の仏教情報が記載され、知人の住職も絶賛する内容が盛り込まれています。ウィークリーメモ欄に2か月分のマンスリーが載っているのは結構便利」(日本手帖の会・二階堂さん)
天体観測にも持っていきたい、国立天文台監修の天文手帳
河出書房新社
星の王子さまダイアリー 2016
1620円
国立天文台の縣 秀彦氏が監修する本格天文手帳。スケジュール欄は週間レフト方式を採用しています。星座早見表や月齢図、2016年の天文情報や二十四節気など、天文知識に関する充実度は圧巻。
どっぷりハマる理由
「私がこの手帳を使うなら月齢図や天文図を利用して星空観察したいです。なかでも巻末の12星座解説は、付録とは思えないほどの読み応えに驚きます!!」(日本手帖の会・juunさん)
いずれの手帳も予定管理の使いやすさを備えつつ、持っているだけで趣味の世界への造詣が深まる一冊ばかり。また新年から新しい趣味を始めたいという人には、入門書としても役立つこと間違い無し!
後編は相撲からガンダムにいたるまで!? ファン大満足の手帳をご紹介します。