【「毎日、文房具。」が●●な人にすすめたい文房具】シーンを選ばず大活躍する定番ノート
「測量野帳」というコンパクトなサイズのノートをご存知でしょうか?
発売はなんと1959年。もうすぐ60年になるロングセラー商品です。
その名前の通り、測量をする測量士のために作られたノート。土木の工事現場や建築の現場などで活躍してきたものですが、近年その使いやすいサイズや機能性の高さから、測量に関わる仕事をしていない人たちの間でも人気が高まり、さまざまな使われ方をするようになりました。
特に私がオススメしたいのが、ビジネスシーンでの活用。私自身もサラリーマンとして仕事をするなかでよく持ち歩く、コンパクトなノートとして愛用しています。
まずはこの測量野帳の特徴から見ていきましょう。
ジャケットの内ポケットにも入るスリムでコンパクトなサイズ
サイズは縦165㎜×横95㎜×厚み6㎜のコンパクト&スリムなサイズ。スーツの内ポケットにも入りますし、手帳と一緒に持ち歩いてもかさばりません。
私は個人的に、薄さが特に気に入っています。
表紙はハードカバー
表紙は少し固めの芯材に布調のクロスが貼られています。美しく丈夫な作りです。ハードカバーなので、立っていても安定して書くことができます。
用紙のタイプは3種類
中の紙はすべて上質紙。めくりやすく、またさらさらとしていて、とても書きやすいです。枚数は40枚で厚すぎず少なすぎず、ほどよい枚数。そしてレイアウトは、異なる測量方法に合わせた3種類をラインナップしています。
最近では汎用性が高い3㎜方眼の「SKETCH BOOK」(右)が、一般ユーザーの人気を集めています。
シンプルな作りので使い道もアイデア次第。ここからは、ビジネスシーンでのオススメの使い方を紹介します。
1.TODOリストとして使う
スーツの内ポケットにも入りますし、他のノートや手帳と一緒に持ち歩いても邪魔にならないほど薄いので、TODOリスト専用ノートとして持ち歩くと便利です。
2.アイデア出し専用ノートとして使う
ふとした時に思いついたアイデアを蓄積する、専用ノートにするのもオススメです。アイデアはいつものノートに一緒に書くと埋もれてしまって探すのに苦労する場合がありますので、専用ノートを作って一箇所にまとめるといいでしょう。
アイデアを001、002とナンバリングすると、モチベーションも継続しますよ。
3.手帳のサブノートとして使う
手帳に挟めるほど薄いので、手帳のサブノートとしても使えます。手帳によってはメモページが少ないものもありますので、これが補完する役割を担ってくれます。
4.学びメモとして使う
新入社員や若手社員にぜひ採用していただきたいのが、シンプルにメモ帳として使うこと。立ったままでも書きやすいので、先輩や上司に呼ばれた際や、そのほかさまざまな現場でメモを取るのにぴったりです。ガシガシ使ってNo.1、No.2と使い終わった冊数が増えていくにしたがって、仕事への自信も高まっていくことでしょう。
シンプルな作りで使い手を選ばない万能ノート「測量野帳」。これ一冊あれば、仕事に役立ってくれること間違いなしです。
こんなあなたにおすすめ!
・メモをよく取る人
・TODOメモをいつもどこかにやってしまう人
・ノートを取るのが苦手でアイデアを書いたメモがどこかへ行ってしまう人
・新入社員など若手社員の人
【商品情報】
コクヨ「測量野帳」価格216円(税込)
【筆者プロフィール】
毎日、文房具。
2014年9月に創刊した文房具の魅力を紹介するウェブマガジン。文房具が大好きなライターたちが、良いと感じた文房具を厳選して紹介するほか、最近では文房具売り場のプロデュースやメーカーとのコラボ企画の運営など、活躍の幅を広げている。