文房具
2020/5/27 19:00

携帯性と使いやすさを併せ持つ! 携帯ハサミ「カットン」「スティッキールはさみmini」の作り込みが意外に凄い

2.「スティッキール」の末弟は超コンパクトながら切れ味優秀!

対してもうひとつの携帯ハサミは「スティッキール はさみ mini」。サンスター文具のペン型ハサミ「スティッキール」シリーズの末弟にあたる製品だ。

 

そう、ペン型ハサミのシリーズながら、この「mini」は携帯ハサミのカテゴリに分類するのがふさわしい、超コンパクトさが売りなのである。

サンスター文具
スティッキールはさみ mini
430円(税別)

 

ストラップ付きのキャップから抜いた時点で、バネがフリーになってチョキチョキと切れる仕様で、安全ロックなどはなし。最近のキャップ付きペン型ハサミでは、ほぼ標準仕様とも言えるロック機構がないのは不安かもしれないが、そもそも刃がかなり短いので、さほど怖さも感じないはずだ。

一瞬ミニチュア玩具かと疑うほどのコンパクトさ。もちろん、れっきとした実用品だ
一瞬ミニチュア玩具かと疑うほどのコンパクトさ。もちろん、れっきとした実用品だ

 

刃渡りは約15mmと、携帯ハサミの中でもほぼ最小クラス。ここまで小さいと、用途としてはちょこっと切りに限られるだろう。

 

面白いのは、片側の刃がノコギリのような細かいギザ刃(セレーション刃)になっているところ。

↑片刃はノコギリのようなギザ刃仕様。滑りやすいものもしっかり掴んでカットできる
↑片刃はノコギリのようなギザ刃仕様。滑りやすいものもしっかり掴んでカットできる

 

刃が小さいと、カットする対象がわずかに滑っただけで刃からこぼれて切り損ねる、ということがある。それがギザ刃なら、摩擦抵抗が強くなるのでカットが安定するのだ。薄いフィルムなども滑らずサクッと切れるのは、良くできた刃だと感じられる。

↑サイズ的にはチョコンと切るだけが精一杯だが、実際、生活の中でハサミを使いたいシーンはほとんどこれで事足りるはずだ
↑サイズ的にはチョコンと切るだけが精一杯だが、実際、生活の中でハサミを使いたいシーンはほとんどこれで事足りるはずだ

 

個人的には、キャップ式&キャップ側にストラップが付いている、というのも評価ポイントだ。例えばキーホルダーなどにつけて持ち運ぶ場合、本体側にストラップがついていると、作業するたびにキーリングから外して……という手間が発生してしまう。だがキャップ側がつながっているだけなら、作業するときに引き抜けばハサミはフリーになるので使いやすいのである。全体的に凹凸がほぼないので、携帯時にどこかに引っかかってキャップから勝手に抜け落ちるといったトラブルも少ないはずだ。

↑キーホルダーやストラップ側にキャップが残るので、運用しやすい
↑キーホルダーやストラップ側にキャップが残るので、運用しやすい

 

携帯ハサミの大小で、用途は違ってくるが、どちらも使いやすい工夫が多く優秀。自分の活用法に合わせて選べば、まず損したと感じることはないと思うので、ぜひ。

 

「きだてたく文房具レビュー」 バックナンバー
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