仕事や勉強など、作業がはかどる機能をもつ「はかどり文房具」の頂点を、ファンの厳正なる投票で決定する企画。第9回目となる今回の「文房具総選挙2021」は、2020年4月から2021年3月に発売・発表された文房具のなかから、史上最多となる8部門・99商品がノミネートしました。
まずは各部門の結果を発表していきましょう。ここでは、機能別部門「収納する」部門の結果をお伝えします。
【機能別部門】「収納する」部門の部門賞と上位商品は?
人気の続く自立型ペンケースの新型と、見える化を極めたポーチが健闘! 収納力に加えて、使いやすさにもこだわったアイテムが人気を集めました。
■第1位
クツワ「エアピタ」
圧倒的な吸着力で倒れないのに、取り外すのは簡単
底面に備えた吸盤で、自立型ペンケースの弱点である「倒れやすさ」を克服。貼り付けて逆さにしても落ちないほどの吸着力を誇る。シリコーン製で、水まわりでも気軽に使える。税込1540円〜
【コレではかどる!】がま口がスマホスタンドに大変身
開口部の大きながま口は、開くとスマホスタンドに。タテヨコどちらでも置けて、オンライン授業や勉強動画などを見るときに活躍する。口が大きく開き、中身を取り出しやすい。
投票したファンのコメントは?
「想像していた以上にしっかりくっついて、びっくりしました!」「デザインがかわいいし、スマホが立てられるのも便利!」などのコメントが寄せられました。
選考委員はこう見た!
文具ソムリエール・菅未里さん「在宅勤務やフリーアドレス化の加速で大きく見直された収納グッズ。『エアピタ』は使い勝手のよさはもちろん、動画映えする機能も相まって広く知られ、受け入れられたのだと思います。」
ライター/放送作家・古川耕さん「一度使ってみたいと思わせるギミックと、その期待感を裏切らない実用性。そして見た目のかわいさ。1位の『エアピタ』はやはり、頭一つ出ています。」
伊東屋 文房具バイヤー・吉田聡さん「縦型のスマートなフォルムのペンケースだと倒れやすいという弱点を、吸盤で解決するアイデアが素晴らしいです。形も美しくスマホスタンドになるところもとても便利だと思います。」
■第2位
ミドリ「ペン&ツールポーチ」
色の違うポケットで、分類しやすさと探しやすさを両立!
B6ノートが入るサイズのメッシュポーチ。内側にカードサイズのポケットと、筆記具などを入れやすい縦長のポケットがあり、中身を整理分類できる。ポケットと本体はそれぞれ異なる色でできている。税込968円
【コレではかどる!】目的のモノをすぐに見つけられる
ポケットの色が本体とは異なるため、外から見たときに中身がポケットに入っているのか、ポーチ自体の荷室に直で入っているのかを見分けやすい。爽やかなカラーリングも魅力だ。
■第3位
レイメイ藤井「デテクールペンケース」
ペンスタンドが斜めに飛び出すから、出し入れがスムーズ
ペンを出し入れしやすいように、ペンスタンド部分が手前に傾く機構を採用。口を全開にしたときに、開けたフタが背面に内蔵した磁石で固定されるため、開いた状態をキープできる。税込1870円
【コレではかどる!】傾き角度30度が効率アップの秘密
ペンスタンド部分が傾く角度は約30度。机に肘をついた姿勢でもペンをつまんで取り出しやすく、戻すときはポイッと投げ込むようにしまえる。絶妙な角度が効率を上げてくれる。
■第4位
キングジム「かさばらないバッグインバッグ〈フラッティワークス〉」
透明窓で人気のポーチが、布製になって使いやすさアップ
透明の窓が付いて中身が見えるポーチ「フラッティ」の帆布生地タイプ。丈夫さと、雑貨感のあるカラーリングが魅力だ。マチは35㎜と従来品の1.5倍。厚みのある小物も入れられる。税込935円〜
■第5位
ナカバヤシ「CAPOTTO」シリーズ
省スペースで置ける、スタッキング式の収納ツール
磁器のような質感とデザインがオシャレな収納ツール。小物入れが積み重なった構造で、使用時は広げて取り出しやすく、収納時は重ねてスッキリしまえる。各段を固定できるロック機構付き。税込1870円
「文房具総選挙2021」結果発表まとめ
【大賞】
「文房具総選挙2021」にノミネートされた、史上最多8部門・99商品のなかから、頂点に立ったのはどの文房具!? 全体の上位5位までを発表します。
https://getnavi.jp/stationery/604308/
【トレンド部門】
仕事がはかどる! テレワーク&フリーアドレス文房具部門コロナ禍で特に需要が広がったのが、本部門のアイテム。仕事道具をまとめる収納ツールから、狭いデスクでも使える省スペースアイテムまで、快適な環境構築を助ける商品が目白押し! 12商品がノミネートしました。その第1位と上位入賞商品は?
https://getnavi.jp/stationery/604334/
【トレンド部門】
勉強がはかどる! 学生応援文房具部門昨年に引き続き、ノートをきれいに取れる、使っていてモチベーションが上がるなど、学習効率を高めてくれる文房具が数多く登場。資格取得などに向けて勉強中の大人も要注目! 13商品がノミネートしました。その第1位と上位入賞商品は?
https://getnavi.jp/stationery/605239/
【トレンド部門】
デジタルと連携してはかどる! デジアナ文房具 部門今回新たに設置された部門。もっか、スマホやPCと連携することで、機能を拡張できる文房具が増加中。本部門では、それらの商品に加え、デジタル機器の使い心地を向上させる周辺アイテムもピックアップしました。9商品がノミネート。その第1位と上位入賞商品は?
https://getnavi.jp/stationery/605241/
【機能部門】
書く・消す 部門人気ブランドから待望の多色・多機能ペンや細径モデルが登場するなど、ボールペンを中心に熾烈な戦いが予想された本部門。インク色にこだわった商品も注目されました。19商品がノミネート。その第1位と上位入賞商品は?
https://getnavi.jp/stationery/605243/
【機能部門】
記録する 部門白でも黒でも書けるノートや、油性ペンで書き込めるホワイトボード、半分に折りたためる手帳など、常識を覆すユニークかつ画期的なアイテムが満載。いままでにないフォーマットを採用した手帳も話題でした。11商品がノミネート。その第1位と上位入賞商品は?
https://getnavi.jp/stationery/605245/
【機能部門】
分類する・印をつける 部門付箋を中心に、9アイテムがラインナップ。名前の読み方を彫った印鑑や、メモを取れるIDカードホルダー、定規やマーカーペンの代わりに使える付箋など、新発想の商品が多く選出されました。その第1位と上位入賞商品は?
https://getnavi.jp/stationery/605247/
【機能部門】
切る・貼る・綴じる 部門コロナ禍で増えた荷物の梱包・解梱作業の効率アップを図るアイテムを中心に、多彩な商品が集結。携帯はさみをはじめ、コンパクトながらも使い勝手を極めた商品など、13商品がノミネートしました。その第1位と上位入賞商品は?
https://getnavi.jp/stationery/605249/
【機能部門】
収納する 部門今年は省スペースで使えるだけでなく、中身の取り出しやすさにもこだわった“立つペンケース”が多数ノミネート。雑貨のような素材やデザインの収納アイテムもトレンドとなりました。13商品がノミネート。その第1位と上位入賞商品は?
【選考委員特別賞】
「文房具総選挙2021」の選考委員を務めた文房具のプロ7名が、それぞれ「これぞ受賞に値する!」と感じたはかどり文房具を1点ずつ、特別賞として選出しました。
https://getnavi.jp/stationery/605226/