カシオ計算機は、1965年9月に世界初のメモリー付き電子式卓上計算機(電卓)「001」を発売しました。今年はそれから50年目にあたるメモリアルイヤー。これを記念して、表示/キー/ボディなど細部に至るまで電卓の本質を追求した、持つ喜びを感じさせるフラッグシップモデル「S100」を9月30日より発売しました。
高いコントラストで表示が可能なFSTN液晶を採用
表示部には業界初となる両面反射防止コーティングを施したディスプレイを備え、蛍光灯などによる光の映り込みを軽減。一般的なTN液晶ではなく、FSTN液晶を採用することで、高いコントラストと優れた視認性を実現しています。
優れた操作性を実現した入力キー
キーは、同じく業界初となる「V字ギアリンク薄型アイソレーションキー」を採用。キーを押したときに横ブレしない「V字ギアリンク構造」により、高さを抑えた薄型デザインと安定感のあるキータッチを可能としています。さらに、キー表記は通常の印刷仕上げではなく、二色成型で仕上げることで、長期間の使用でも数字が消える心配がありません。
高級感のある洗練されたデザイン
ボディ全体には、アルミニウム合金を採用。表示部と入力キーが収まるメインボディ部はアルミ合金を塊から削り出し、表面には耐食性を高めるアルマイト処理と質感あるヘアライン仕上げが施されています。ボディ外周には美しい光沢を放つダイヤカット加工をすることで、持ちやすさと見た目の美しさを両立。
本体サイズはH183.0×W110.5×D17.8 mmで、重量は約250g(電池込み)。約6分で自動電源オフのオートパワーオフ機能付きで、電源は内蔵電池+ソーラーパネル。1日1時間使用した場合、電池寿命は約7年。予想実売価格は2万9000円前後です。
フラッグシップモデルに相応しい二層構造のスペシャルパッケージ入りでギフトにも最適。計算機としての機能を最大限にまで高めた「S100」は、本物志向の人を満足させる最高の逸品です。