職人技が光る伝統工芸品やメーカーこだわりのアイテムは、物欲が刺激されますよね。誰かが家に遊びに来た時など、つい自慢したくなってしまいます。今回は、特殊な技法で作られた食器や世界に1つだけの包丁をご紹介。日々の生活を彩る素敵なアイテムばかりなので、ぜひチェックしてみて下さい。
[その1]
少ない材料で作られたエコな木製の器
ラ・ルース
ひきよせ(挽物)
古くから伝わる“木地挽き”と呼ばれる技法で作られた木製の器「ひきよせ」。板を棒状にして“割れ”や“節”のある材を除き、1枚の寄木の板に接着します。それを断面が斜めになるように3つの輪にカット。後は内側の円板を底面にして上段に輪を接着すれば、立体の器が完成します。この特殊な制作方法は、無垢の木材から削り出すより少ない材料で済むのでとってもエコとのこと。
<注目ポイント>
・“木地挽き”で作られた木製の器
・3つの木材から選択可能
・様々なサイズの器をラインナップ
表情豊かな“ヒノキ”や木目の美しい“メープル”、色が濃くて高級感のある“ウォールナット”を使った商品が展開されています。茶碗やお椀だけではなく、大きめの器やコップなど様々なサイズがあるので好みの器を選んでみてはいかが?
[その2]
履き心地とオシャレなデザインを兼ね備えたスニーカー
スピングルカンパニー
SPINGLE MOVE SPM-101
「SPINGLE MOVE」は、徹底的に履き心地を追求したスニーカー。本体を包み込むように巻き上がったアウトソールは1点1点手貼りで仕上げられています。この作り方はゴム底と靴本体を接着して、硫黄を加えた釜で熱と圧力をかける“バルカナイズ製法”と言われるもの。弾性や耐久性だけではなく、グリップ力や屈曲性にも優れています。
<注目ポイント>
・弾性や耐久性に優れた“バルカナイズ製法”
・中敷きは復元力が強いラテックスラバー採用
・“ホットメルト”でかかとをしっかり固定
中敷きには天然のラテックスラバーを採用。復元力が強いので、長く履いていても足を包むような柔らかさが継続します。一見細身なデザインの靴ですが、実際に履いてみると足に適度にフィットして窮屈さもありません。かかとも固定されてブレなくなるので、長時間歩く時に活躍してくれます。