話題
2018/7/2 6:00

「1日3時間」「中堅中学校の入試問題」ビジネスで勝ち抜くための地頭の鍛え方――『生き残るための、独学。』

独学は「1000時間」で成果が出る

1日だけ10時間の勉強をすることは、ほとんどの人ができるだろう。だが、毎日1時間の勉強を10年間欠かさず継続できる人は、きっと1%に満たない。

(『生き残るための、独学。』から引用)

 

「1000時間の独学」は、毎日3時間ずつ勉強すれば1年間で達成できます。フルタイムで働いている人にとっては厳しい時間割です。だからこそ、わずか「1000時間」を継続するだけで、競争相手のほとんどが脱落してくれます。

 

残りの「9000時間」は、自分との戦いです。プロフェッショナルの1万時間に達するためには、毎日3時間ずつ精進しても10年間かかりますが……1000時間を乗り切ったときの気持ちを忘れなければ、あとは「9回」繰り返すだけ。1000時間を耐え抜けたならば、あなたには「デキる人」の素質があります。

 

 

独学で得られる「重力」とは?

「お金は低い場所から高い場所に流れる」(中略)あなたが仕事で一応、給料をもらえるのは、その仕事においてはお客様よりも詳しい専門家であり、「知識やスキルでは、あなたのほうがお客様よりも ”上” 」ということになっているからである。

(『生き残るための、独学。』から引用)

 

知識やスキルの場合は、それを使いこなせる人が「上」です。知識のない人たちが「下」ということになります。つまり、知識やスキルに支払われる対価(お金や尊敬)は、下の人から上の人に向かって流れていくわけです。

 

水は、高いところから低いところに向かって流れます。重力があるからです。わたしたちの社会では、知識やスキルが「重力」として作用します。「専門知識」がそなえている重力にしたがって、お金が引き寄せられます。

 

あなたが行使できる「重力」を強くするためには、まさしく「独学力」が役に立ちます。これまで紹介した『生き残るための、独学。』には、学習改革をするための「49の方法」が収録されています。お試しください。

 

 

【書籍紹介】

生き残るための、独学。

著者:千田琢哉
発行:学研プラス

環境に恵まれなくても、自由な時間がなくても、十分なお金がなくても、ひとり根気よく勉強を続けることで人生はランクアップできる! 20代ビジネスパーソンのカリスマ・千田琢哉が、独学でゆるぎない教養と知的戦闘力身につけ社会で生き残る方法を説く!

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