無印良品を展開する良品計画は、直火でお米を炊ける「レンジで温め直せる 萬古焼 ごはん鍋」と、保存と温め直しができる「レンジで温め直せる 萬古焼 一膳おひつ」を、2025年9月10日(水)から全国の無印良品の一部店舗とネットストアにて順次発売します。

記事のポイント
近年、お米をおいしく食べたいという思いから、土鍋でご飯を炊く人が増加中。土鍋は熱伝導がゆっくりなため、お米にじっくりと火が入り、でんぷんを甘みや旨みに変える酵素が活発に働くことで、ふっくら粒が立ったご飯が炊けます。無印のごはん鍋は、難しい火加減の調整が不要で、初めて土鍋で炊く初心者でも扱いやすいのが特徴です。
「レンジで温め直せる 萬古焼 ごはん鍋」は、中火で点火したまま炊き上げることができるため、炊飯中の火加減調整は不要です。萬古焼は多孔質で温度の上昇が緩やかなため、お米本来の甘みや旨みをじっくりと引き出すことができます。火を止めた後は蒸らすだけで、粒立ちの良い、甘みの余韻が続くごはんが炊き上がります。

深型の鍋は吹きこぼれしにくく、毎日使いやすいよう軽量でコンパクトな設計となっています。鍋の内側には水量の目安線が付いており、毎回計量する手間も省けます。

一般的な炊飯器に比べて、短時間の加熱で調理ができるのも「ごはん鍋」の特徴です。お米を20分浸水後、中火で約12分加熱(3合炊きの場合)し、その後火を止めて20分蒸らすと、粒立ちの良いごはんが炊き上がります。浸水から蒸らしの工程まで含めて約50分で調理が可能です。
耐熱性の高い陶土を使用しているため、電子レンジでも炊くことができます(3合炊きの場合:浸水20分、500Wで約18分レンジ加熱、蒸らし20分)。また、余ったごはんを入れたまま、電子レンジで温め直しも可能。
陶器の表面にある微細な孔が水分を適度に吸収することで、ごはんの保存に適した「おひつ」としての効果を発揮します。ごはんがべたつかず、炊き立てのようなふっくらとした食感を保つことができます。
炊き上がったごはんを鍋ごと食卓に置けば、見た目にも美しく、おいしさを目でも楽しむことができます。
そのまま器としても使える一膳おひつ
「レンジで温め直せる 萬古焼 一膳おひつ」は、炊きあがったご飯の保存ができるコンパクトサイズのおひつ。水分を適度に吸収する性質がある陶器で、水分量を保ったごはんが保存できます。電子レンジでの再加熱によりごはんの水分が蒸気となり、冷めたごはんもふっくら温め直すことができます。

保存から温め直しまで、この器ひとつで完結するため、都度容器を移し替える手間がかかりません。蓋付きなのでラップも不要で、冷蔵庫内では重ねて保管できるため、スペースを無駄にせず効率よく収納できます。
保存や温め直しはもちろん、そのまま器として食卓に出せる美しい佇まいも特徴です。蓋には縁がついており、お皿としても使用可能で、調味料を入れたり、漬物やちょっとした副菜を盛り付けるのにも便利です。