高品質だけど地味だった…3M「ポスト・イット」のイメージを覆す100種の新製品がもう全部欲しい!

ink_pen 2019/8/7
  • X
  • Facebook
  • LINE
高品質だけど地味だった…3M「ポスト・イット」のイメージを覆す100種の新製品がもう全部欲しい!
きだてたく
きだてたく
きだてたく

1973年京都生まれ、東京都内在住。フリーライター/デザイナー。 小学生の頃、勉強も運動も見た目も普通の子がクラスでちやほやされるにはどうすれば良いかを考え抜いた結果「面白い文房具を持ち込んで自慢すればいい」という結論に辿り着き、そのまま数十年、何一つ変わることなく現在に至る。自称世界一の色物文具コレクション(3000点以上)に囲まれながらニヤニヤと笑って暮らす日々。ウェブサイト「デイリーポータルZ」では火曜担当ライターとして活躍中。

便利すぎる“ポップアップ”がコンパクト化!

次に紹介するのは、機能的にすごくありがたいコンパクトタイプのポップアップふせん「ポスト・イット® 強粘着ふせん/ノート ポータブルシリーズ ポップアップタイプ」だ。商品名長い!(以下、コンパクトポップアップと呼称する)

↑3M「ポスト・イット® 強粘着ふせん/ノート ポータブルシリーズ ポップアップタイプ」500円+税
↑3M「ポスト・イット® 強粘着ふせん/ノート ポータブルシリーズ ポップアップタイプ」500円+税

 

これは、昨年この連載でも紹介した「強粘着 ポップアップノート」のコンパクトサイズ版、といったところ。

ガンガン消費すべし! 付箋の「正しい使い方」、文房具のプロが教えます
https://getnavi.jp/stationery/228755/

 

実際に比較してみるとこれぐらい薄くコンパクトになっており、確かにこれなら“持ち運べるポップアップ付箋”と言って間違いないだろう。

↑ポップアップ(左)とコンパクトポップアップ(右)。格段に薄くなってポケットティッシュ感覚に
↑ポップアップ(左)とコンパクトポップアップ(右)。格段に薄くなってポケットティッシュ感覚に

 

元の「ポスト・イット® 強粘着ポップアップノート」は、外に飛び出している付箋の先端をつまんで引き抜くと次々に新しい付箋が飛び出してくる、まるでティッシュ感覚で付箋がザクザク使えるツールとして、とても優秀なもの。

 

こちらはずっしりと重量もあって、机の上で常に手の届く位置に置いておくと本当に使いやすいのだが、当然のことながら外出時に持ち出しての使用は想定されていない。でも、このティッシュ感覚に慣れてしまうと、外でも付箋を引き抜いてたっぷり使いたいのである。

↑引き抜くと新しい付箋が次々と出てくるポップアップタイプ
↑引き抜くと新しい付箋が次々と出てくるポップアップタイプ

 

そこで待っていたのが、コンパクトポップアップ。“箱ティッシュ”だったポップアップに対して、まさに“ポケットティッシュ”的な位置づけとして成立するわけだ。

 

このサイズ感なら、カバンにポイッと放り込んでもかさばらないので(さすがにペンケースに入れるのは難しそうだけど)、持ち運びには何の問題もなさそう。ただ、先端が飛び出したまま持ち運ぶと、付箋がクチャクチャになってしまうので、収納時には表面の透明カバーを外して付箋の先を内側に収めてしまったほうがいいだろう。(これが個人的にはちょっと面倒に感じる)

↑中身は3種の幅を好きなように組み替えて使用できる
↑中身は3種の幅を好きなように組み替えて使用できる

 

]↑ノートPCにコマンドタブで貼り付ければ、ポップアップ最大の利点である「片手使用」が可能に。これは便利だ
]↑ノートPCにコマンドタブで貼り付ければ、ポップアップ最大の利点である「片手使用」が可能に。これは便利だ

 

それ以外は、ポケットティッシュだから性能が劣る、ということはもちろんなくて、機能的には従来同様、75mm×幅25mm・50mm・75mmを組み合わせて使える。引き抜くと次々に新しい付箋が出てくる感覚は、間違いなくポップアップシリーズのそれ。

 

さらに、ケース裏面に貼る用のコマンドタブ(3Mの貼って剥がせる固定用粘着シール)も1枚付属しているので、これを使ってノートPCにくっ付けてしまうと、外出先でも安定して使用可能。まったくもって優秀な、ポケットティッシュ感覚付箋なのだ。

 

 

付箋に関する記事まとめ
https://getnavi.jp/tag/sticker/

 

Related Articles

関連記事

もっと知りたい!に応える記事
Special Tie-up

注目記事

作り手のモノ語りをGetNavi流で