子どもの入試も大人の資格試験も強力サポート!クツワの技アリ「鉛筆削り」が侮れない!

ink_pen 2020/2/4
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子どもの入試も大人の資格試験も強力サポート!クツワの技アリ「鉛筆削り」が侮れない!
きだてたく
きだてたく
きだてたく

1973年京都生まれ、東京都内在住。フリーライター/デザイナー。 小学生の頃、勉強も運動も見た目も普通の子がクラスでちやほやされるにはどうすれば良いかを考え抜いた結果「面白い文房具を持ち込んで自慢すればいい」という結論に辿り着き、そのまま数十年、何一つ変わることなく現在に至る。自称世界一の色物文具コレクション(3000点以上)に囲まれながらニヤニヤと笑って暮らす日々。ウェブサイト「デイリーポータルZ」では火曜担当ライターとして活躍中。

超極小!いざというときに助かるミニ鉛筆削り「ベイビーケイ」

もうひとつ紹介しておきたいのが、同じくクツワの鉛筆削り「ベイビーケイ」だ。これの何がいいかって、名前通りベビーサイズ(ケイはたぶんクツワのKだろう)の超ミニ削り器というところである。

クツワ
鉛筆けずり ベイビーケイ
120円(税別)

 

サイズを数値で言えば、幅15×高さ93×奥行き75㎜で、重さは7g。指でつまんでみた印象としては“豆”ないしは“粒”。特に幅15㎜は、削り刃の幅+鉛筆が削れる隙間ギリギリで作ってある感じだ。

 

もちろん、削り器には他社製でも小さなものがいくつかあるが、削りカスを溜めておけるカバー付きでここまでミニサイズというのは、あまり記憶にない。

↑指でつまむと、「小さいなぁ……」と実感する
↑指でつまむと、「小さいなぁ……」と実感する

 

コンパクトな削り器だけに、基本的にはペンケースに入れて常時携帯、という運用になるはず。外出先では気軽に削りカスを捨てられないシーンも多い(試験中だってそうだ)ので、やはりカバー付きがありがたいのだ。

 

あまりまとめて削ると、カスでギュウギュウになって大変そうだが、先端を尖らせるだけなら鉛筆5〜6本分、折れた状態からの復旧で2本分のカスはストックしておける。ひとまず試験中1日分の鉛筆を削るには、充分に対応できる容量と言えるだろう。

↑カバーはうっかり開きにくいスライド式
↑カバーはうっかり開きにくいスライド式

 

もうひとつ、携帯するのに便利なのが、鉛筆を挿し込む穴をふさぐキャップだ。

↑黒鉛の粉末が漏れないキャップ。これがないとペンケースの中が汚れて、地味に困る
↑黒鉛の粉末が漏れないキャップ。これがないとペンケースの中が汚れて、地味に困る

 

ここが剥き出しだと、削れて粉になった黒鉛が漏れ出して、ペンケースの中を黒く汚す原因となる。使わない時はキャップをしておけば、安心なのだ。

↑消しゴムより小さいので、ペンケースの隙間のどこにでも入れておける
↑消しゴムより小さいので、ペンケースの隙間のどこにでも入れておける

 

実際に使ってみた感想としては「小さくても普通に使えるなぁ」といったところ。削りカスを溜めておく容量以外の部分で、サイズによる不都合はほぼ感じられなかった。

 

試験中に用意した鉛筆が、すべてバキバキ折れる可能性もゼロではないわけで、そういういざに備えるなら、小さいペンケースの隙間にも放り込んでおけて邪魔にならない、というのは圧倒的にありがたいのである。価格もかなりお手軽であるし、試験前にひとつ買っておくのをオススメしたい。

 

 

「きだてたく文房具レビュー」 バックナンバー
https://getnavi.jp/tag/kidate-review/

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