優雅に乗りこなしたい!
ボディサイズやエンジンパワーにゆとりのあるセダンなら、大海を行く船のごとくクルージングしたいもの。オススメはこの2台です。
【その6】しなやかな脚まわりはジャガーの真骨頂
ジャガー/XE
529万円〜
英国車の特徴は何か、という問いへのひとつの答えがXEです。2015年の発売開始以来、同ブランドサルーンのエントリーモデルを担っています。絶妙なサスペンションはキャットウォークの如しと例えられ、コーナーで攻め込んでも懐の深い脚は健在です。
SPEC【ディーゼルD180】●全長×全幅×全高:4690×1850×1415mm●車両重量:1660kg●トランク容量:410ℓ●パワーユニット:1998cc DOHC直列ディーゼルターボエンジン●最高出力:132kW(180PS)●最大トルク:430Nm●JC08モード燃費:17.1km/ℓ
川端さんオススメ「至極の理由」
ジャガーはラグジュアリーな英国紳士の乗り物……と信じ込んでいる人も多いはず。実は、エントリーモデルのXEなら、手を伸ばせば買えそうな価格です。懐の深い足回りとリニアな操舵フィールで、ジャガーらしい味わいの走りを堪能できます。
走行性能 | ★★★★☆ |
デザイン | ★★★★☆ |
インテリア | ★★★☆☆ |
居住性 | ★★★☆☆ |
【その7】重厚な走りが楽しめる快速ツアラー
アウディ/A6
920万円〜
現行A6のデビューは2018年。「C8」のコードネームは、このクラスの初代アウディ100から数えて8世代目であることを意味します。日本で販売されるのは3ℓのV6ツインスクロールターボに欧州車で流行りの48Vマイルドハイブリッドを組み合わせたモデルとなります。
SPEC【55 TFSI quattro debut package】●全長×全幅×全高:4950×1885×1430mm●車両重量:1590kg●トランク容量:480ℓ●パワーユニット:2994cc DOHC V型6気筒ターボエンジン●最高出力:250kW(340PS)●最大トルク:500Nm(51.0kgf-m)●JC08モード燃費:12.3km/ℓ
川端さんオススメ「至極の理由」
アウディの日本での主力はコンパクトなモデルなのは重々承知ですが、あえて「アウディのセダンの真骨頂はA6以上のモデルにある」と提言したい。アルミなどの軽量素材をふんだんに使用して、低燃費と軽い身のこなしを得つつも、アウトバーンで鍛えられた重厚な走りを実現するからです。
走行性能 | ★★★★☆ |
デザイン | ★★★★☆ |
インテリア | ★★★★★ |
居住性 | ★★★★☆ |
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【その8】2020年秋ごろで販売終了モデル
スバル/レガシィ B4
313万5000円〜
3代目レガシィからセダンに与えられたB4ブランド。現行モデルは北米市場を強く意識した大柄なボディサイズです。レガシィといえばステーションワゴンのイメージが強すぎたためか、日本では2020年秋ごろでの販売終了が決定。
SPEC【B-SPORT】●全長×全幅×全高:4800×1840×1500mm●車両重量:1510kg●トランク容量:525ℓ●パワーユニット:2498cc DOHC 水平対向4気筒エンジン●最高出力:129kW(175PS)●最大トルク:235Nm(24.0kgf-m)●JC08モード燃費:14.8km/ℓ
【その9】残念ながら2019年12月で生産終了
トヨタ/マークX
265万6800円〜
マークIIの若者離れを阻止すべくそれまでの「II」から「X」に車名を変え登場したマークX。260万円台で、後輪駆動、2.5ℓのV6エンジンを買えるなどコスパは抜群ですが、残念ながら2019年12月に生産終了となります。
SPEC【250G“F package”】●全長×全幅×全高:4770×1795×1435mm●車両重量:1510kg●トランク容量:479ℓ●パワーユニット:2499cc DOHC V型6気筒エンジン●最高出力:149kW(203PS)●最大トルク:243Nm(24.8kgf-m)●JC08モード燃費:11.8km/ℓ
文/海野大介、上岡 篤(本誌)
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