サブスクリプション(サブスク)で利用できるサービスが急速に拡大中です。高価で手が届かなかったモノも気軽に利用でき、気分次第で簡単に交換もできます。モノを“所有”することにこだわらなければ、より自由で豊かな生活が満喫できます!
昔からあるレンタカーや近年流行のカーシェアは、愛車を「所有」することから「使用」することへ代えるためのサービスですが、さらにまた違った形の新しいクルマの乗り方が“サブスク”です。今回はトヨタが提案する「KINTO」を紹介していきましょう。
費用や手間がかかり過ぎるクルマにこそ最適なサービス
クルマは人生で家の次に高価な買い物であり、購入後も様々な諸経費がかかる耐久消費財であります。そのため、近年では「もうクルマは買わない」という家庭が増えつつあり、カーシェアサービスが人気を呼んでいます。
その一方で、購入でもカーシェアでもなく、レンタカーとも違う新しいクルマの乗り方、「サブスク」が昨年あたりから登場してきています。購入ではないので頭金不要、任意保険やメンテナンス費用など、購入後のランニングコストも月々の定額支払いでまかなえて、好きなクルマを選んで乗れます。価格や手間を考えると、クルマはサブスクに一番適している製品に違いありません。
そして、カルモ、カーベル、NORELなど、早くも複数のサービスがスタートしているなか、2019年に誕生した「KINTO」はクルマサブスクの本命です。なぜなら、国内トップの自動車メーカー・トヨタが展開するサービスという安心感と、今後のサービス展開にも期待が持てるからです。
KINTOとは?
頭金なしで、税金や任意保険の支払い、メンテナンスなどの手続きもすべてワンパッケージ化した月々定額制サービス。納車後3年後は新しいクルマに乗り換え、もしくは契約を終了しクルマを返却するか選ぶだけです。
大人気のコンパクトSUV「ライズ」は月額3万9820円~
トヨタ
ライズ
月額3万9820円~
トヨタとダイハツが共同開発した、スポーティなデザインの最新SUV。高い着座位置で見通しがよく、ボディサイズもコンパクトで運転しやすい。新車購入価格は167万9000円~228万2200円。
アクア
月額4万3450円~
プリウス
月額5万710円~
RAV4
月額6万3800円~
ノア
月額6万3250円~
クラウン
月額9万5700円~
【サブスク「KINTO」のメリット1】
アクアからクラウンまで幅広いラインナップ!頭金ナシですぐに新車に乗れる
トヨタの豊富なラインナップがベースで、サービス開始1年にして、最新モデルのコンパクトSUV「ライズ」を含む全13車種から選べるようになりました。2020年1月15日からは、レクサスブランドも含めて16車種が追加されます。ネットで契約でき、支払いは毎月の固定料金のみ。頭金を用意する必要もありません。
【サブスク「KINTO」のメリット2】
毎回定額を支払うだけで保険料やメンテ費用も必要ナシ
購入後もクルマには様々なランニングコストが必要となり、その金額も決して安くありません。しかし、KINTOを利用すれば、税金、任意保険代、車検費用など月々の定額料金はコミコミ。つまり、ユーザーは駐車場代やガソリン代のみ支払えばOKなのです。
【POINT】 あなどれない! 任意保険の金額
万が一のために任意保険への加入は必須。ですが運転する人の年齢によっては、年間の保険料が高額になる場合も。KINTOなら月額料金に含まれるので安心です。
全年齢補償……32万100円
25歳未満補償なし……18万7860円
35歳未満補償なし……12万1750円
トヨタ アクア G(車両保険金額215万円)で試算。試算条件●等級:6S●主な使用目的:日常・レジャー使用●記名被保険者の免許の色:ゴールド●運転者限定:なし
【サブスク「KINTO」のメリット3】
3年後は新しいクルマに乗り換え可能。いつでも最新のクルマに乗り続けられる
人生の各時期において、必要となるクルマの条件は違ってきます。KINTOでは、3年間の契約満了後に別の車種に乗り換えることができるので、それぞれのライフステージに合った、しかもそのときの最新モデルに乗ることができるのです。
【TOPIC】 ボルボもサブスク「SMAVO」で気軽に乗れる!
ボルボの「SMAVO(スマボ)」は、最新セダンのS60を月額定額で乗れるサービス。3年契約で3年目から乗り換え可能な「SMAVO2/3」、5年契約で4年目から乗り換え可能な「SMAVO3/5」の2プランを用意。
月額6万7100円(SMAVO 3/5の場合)
文/フォッケウルフ、安藤修也、上岡 篤
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