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2020/4/8 21:00

自動車史に残ること間違いなし!ガソリンエンジンの新機軸、「スカイアクティブX」の実力は?

昨年デビューした「マツダ3」から搭載が始まった新世代ガソリンエンジンの「スカイアクティブX」。マツダによれば、その効能はガソリンエンジンとディーゼルエンジンの“良いとこ取り”となるわけですが、実際のところはどうなのでしょう? マツダ3のスカイアクティブX仕様から、その実力を明らかにしていきましょう。

 

【今回紹介するクルマ】
マツダ3ファストバック・スカイアクティブX
※試乗車:Xバーガンディ・セレクション(2WD AT)
価格:319万8148円~368万8463円

 

現状のラインナップでは最もスポーティなスペックに

まずは、マツダ3のおさらいから。元々、日本では「アクセラ」と名乗っていたハッチバック&セダンで、欧州のクラス分けに当てはめればCセグメント級。つまり、「フォルクスワーゲン・ゴルフ」や「プジョー308」、日本では「トヨタ・カローラ」あたりが競合モデルとなります。その源流が「マツダ・ファミリア」といえば、ベテランのクルマ好きには位置付けが一層わかりやすいでしょう。

↑長いノーズとコンパクトなグラスエリア、という構成は先代にあたる3代目アクセラと変わりませんが全体の造形はスッキリとシンプルになりました

 

とはいえ、Cセグメント級だと思うとボディは大柄です。今回から「ファストバック」と名乗ることになったハッチバックの3サイズは、全長4460mm×全幅1795mm×全高1440mm。セダンに至っては全長が4660mmにもなりますから、純粋な大きさで分類するなら、もはやCというより欧州Dセグメント級のボリュームといえるかもしれません。

↑新たにファストバックと名付けられたハッチバックはスポーティな風情も特徴的。セダンは、こちらより端正なイメージとなります

 

その特徴のひとつは、マツダのこだわりが詰まったスタイリング。シンプルでいながら、見る角度に応じてさまざまな表情を描き出す繊細な面構成は、キャラクターラインなどの彫りが深い近年の欧州勢とは対照的。人によって好き嫌いがわかれる造形ではありますが、個性的であることに異論を挟む人はいないでしょう。長いノーズとコンパクトなグラスエリアの組み合わせはスポーティでもあり、特に走ることが好きなマニア層なら好感を抱く人は多いはず。その意味では、消去法ではなく「指名買い」で選ばれる資質は十二分の出来映えといえるでしょう。

↑マツダ3の外観的見せ場のひとつは、繊細な面構成が生み出すリフレクション。周囲の景色などに応じて、さまざまな表情を見せてくれます

 

↑外観上、スカイアクティブXを示すのはテールランプ下のエンブレム程度

 

↑ファストバックのタイヤ&ホイールは、ベーシックグレードを除き215/45R18サイズがスタンダード。スカイアクティブXモデルはホイールがブラックメタリック塗装になります

 

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