乗り物
2020/5/7 19:30

コンパクトカー、e-bike、カー用品、超注目新製品ジャッジ【ビークル編】

数多くの新製品の中から、注目アイテムをプロが使ってインプレッション。本稿では「ココが良い!」だけでなく「ココは気になる……」という点も交えて本音でジャッジします。

 

走りはもちろん充実の安全装備が自慢のコンパクトカー、漕ぐ楽しさが味わえるe-bike、車内の消臭に加え集中力も高めるイオン発生機をチェック。プラスαの価値も見逃せません。

 

コンパクトカーの新基準となるスタイルと走り、使い勝手に注目

【コンパクトカー】

トヨタ

ヤリス

139万5000円~249万3000円

モデルチェンジを機にヴィッツから名称を変更。「TNGA」に基づくコンパクトカー向けの新世代GA-Bプラットフォームの導入で、走りが一新されました。ハイブリッドモデルのカタログ燃費はWLTCモードで36.0km/Lと、世界最高水準です。

SPEC【HYBRID X(2WD)】●全長×全幅×全高:3940×1695×1500mm●車両重量:1050kg●パワーユニット:1490cc直列3気筒+モーター●最高出力:91PS(67kW)/5500rpm●最大トルク:120Nm(12.2kg-m)/3800~4800rpm●WLTCモード燃費:36.0km/L

 

私がジャッジしました!

モータージャーナリスト

岡本幸一郎さん

新型車の情報を幅広く網羅し、コンパクトカーにも詳しい。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。

 

新プラットフォームの採用で走りと使い勝手が格段に向上

まず、新世代プラットフォームの導入が効いて、走りが見違えるほど良くなりました。新世代ハイブリッドシステムや新開発の3気筒1.5Lダイナミックフォースエンジンなど、進化したパワートレインの仕上がりも上々。トヨタのコンパクトカー初となる電気式4WDシステム「E-Four」の設定も、降雪地に住む人にとっては朗報です。

 

誰でも乗りやすいコンパクトカーだからこそ先進技術を駆使して力を入れたという予防安全技術や、ステアリング操作を自動で行う高度な駐車支援技術にも目を見張ります。また、トヨタ初のメモリー機能や回転&チルト機構を備えたシートは画期的。細部まで乗る人のことを考えられた設計も、人気を呼んでいる理由でしょう。

↑「Z」系の運転席に「イージーリターンシート」を採用。前回運転時のシート位置へ手軽に復帰でき、乗降時にシート位置の調整が必要な人には便利です

 

↑歩行者や昼間の自転車運転者に加えて、右折時の対向直進車や右左折後の横断歩行者も検知対象に。「低速時加速抑制」機能も追加

 

↑新世代ハイブリッドシステムを採用。トヨタのコンパクトカーでは初めてとなる電動式4WDシステム「E-Four」なども用意されます

 

ヤリスはココがウリ

□新プラットフォームの採用によるフットワークの良さ

□ハイブリッド、ガソリン車ともに不満を感じないパワートレイン

□上質なデザインと使い勝手の良さ

 

【岡本さんイチオシ!】このオプションは絶対つけるべき!

↑AC100Vのコンセントはわずか4万4000円で装着可能。レジャー時はもちろん、非常時でも普段と同様に電化製品が使えます

 

↑自車の周囲を映し出すパノラミックビューモニターは必須。駐車時の操作の大半を自動で行う「トヨタ チームメイト」も選べます

 

【ジャッジ】高級車種をも凌駕する完成度の高さを誇る

運転支援技術の充実ぶりも相当なものですが、とにかく印象的なのが走りの良さ。さらにコンパクトならではの使い勝手の良さもブラッシュアップされており、高級車も顔負けの仕上がりです。

 

2020年は注目コンパクトカーが続々登場!

ホンダ

フィット

155万7600円~253万6600円

4代目となるフィットは広い室内が魅力。BASIC、HOME、NESS、CROSSTAR、LUXEという5タイプから選ぶことが可能。

 

日産

ノート

価格未定・今秋登場予定

写真は現行モデル。次期モデルは後席がスライドドアになると予想されており、使い勝手の向上が図られる模様。販売台数No.1奪還なるのでしょうか。

 

ホンダ

Honda e

実売予想価格350万円前後(2020年内発売予定)

ホンダ初のEV。その愛らしいフロントフェイスが話題になっています。1充電あたりの航続距離は約200kmと少々控えめです。

 

「脱ママチャリ」を後押しするスタイリッシュな街乗りe-bike

【e-bike】

FUJI

MOTIVATOR(モチベーター)

25万1900円

日本生まれアメリカ育ちの人気ブランド「FUJI」がリリースするクロスバイクスタイルの電動アシスト自転車。リヤハブにアシストモーターを搭載することで、16.5kgというe-bikeとしては突出した軽さを誇ります。

SPEC●フレームサイズ:S、M、L●フレーム素材:6061番アルミニウム●フロントフォーク:カーボン●ドライブユニット:Bafang H-600リヤハブモーター/250W●バッテリー:Bafangインチューブバッテリー/200Wh●アシスト航行距離:50km(MODE 01)●質量:16.5kg

 

私がジャッジしました!

アウトドアライター

並木政孝さん

“電動ママチャリ”を入手し、ロードバイクやMTBに乗らなくなったと嘆く自称「遊び人ライター」。

 

自然な電動サポート力で自転車本来の魅力を助長

「楽しい」。唐突ですが、それが今回の試乗で感じた素直な感想。バッテリーをフレームに内蔵したデザインはe-bikeの最新トレンドですが、このMOTIVATORは、アシストモーターをリヤホールハブ中央に搭載することで、クランク部分がスッキリとした仕上がりになっているのが秀逸です。

 

モーターアシストはお世辞にもパワフルとは言えませんが「自転車を漕ぐ」という楽しみを自然にサポートしてくれる味付けに仕上がっています。通勤や通学、街中でのポタリングにも最適なこのモデルで「脱ママチャリ」することをオススメしたい!

↑ディスプレイにはUSB端子を装備。スマホを充電しながらナビゲーションで散策可能

 

↑ダウンチューブにバッテリーを内蔵。スポーツバイクらしいスマートさを実現しています

 

MOTIVATORはココがウリ

□バッテリー内蔵でスッキリとしたフレームワーク

□e-bikeでありながらクロスバイクの「漕ぐ楽しさ」を残した味付け

□街中で抜群の制動力を発揮するディスクブレーキ

 

【ジャッジ】自然なモーターのサポートはe-bike初心者にピッタリ

ロードバイクやMTBでは味わえない手軽さがクロスバイクの魅力。電アシ付きなら行動範囲がさらに広がること間違いなし。自然なアシスト力で初心者でも違和感なく乗りこなすことができます。

 

プラズマクラスターイオンで消臭はもちろん運転の集中力も向上

↑プラズマクラスターNEXTの搭載で、付着カビ臭の消臭スピードは約2倍以上になりました。ブラックとホワイトの2色

 

【カー用品】

シャープ

車載用プラズマクラスターイオン発生機 IG-MX15

実売価格1万6500円

運転中の集中力持続をサポートする車載用プラズマクラスターイオン発生器。最高濃度のイオンを放出する「プラズマクラスターNEXT」を車載用では初搭載し、車内の消臭に効果を発揮します。

SPEC●プラズマクラスター適用容積:約3.6立方メートル●運転モード:ターボプラス/中/静音●電源コード長:約1.5m●サイズ/質量:W78×H165×D76mm(上部)、下部直径65mm/約295g

 

私がジャッジしました!

自動車ジャーナリスト

会田 肇さん

クルマとカメラと旅行が大好き。日本国内や海外に、時間を見つけてはカメラを携えて出かけています。

 

「おまかせ運転」でイヤな6大付着臭を効率よく消臭

車内に付着した臭いは抜けにくく、窓を開ければ花粉やホコリにさらされます。そこで役立つのがプラズマクラスターNEXT搭載の本機です。カビ臭、汗臭、体臭、食べ物臭、タバコ臭、ペット臭という“車内6大付着臭”を素早く消臭します。モードは3段階に切り替えられるほか、運転開始から25分間ターボプラス運転を行って、あとはモードを自動で切り替える「おまかせ運転」も選べます。効果を確認するにはこのモードがオススメです。消臭だけでなく、花粉除去などで運転の集中度が上がる効果も期待でき、安全運転につながります。ドライブに必須のアイテムです。

↑クルマのカップホルダーにピッタリ収まるサイズ。電源コードの取り回しには工夫が必要です

 

↑USBケーブルが付属し、ACアダプターの使用も可能。モバイルバッテリーにも対応し、使用シーンを選ばないのも便利

 

IG-MX15はココがウリ

□車内特有の様々な臭いを軽減させる消臭力とスピード

□クルマのカップホルダーにすっきり収まるサイズ

□プラズマクラスターイオンによる集中力持続をサポート

 

【ジャッジ】最適な運転モードに自動で切り替えケーブルの取り回しには留意したい

「おまかせ運転」なら状況に応じて自動で最適な運転モードへ切り替えてくれます。カップホルダーにピッタリ収まりますが、位置によっては電源ケーブルの取り回しに工夫が必要な場合もあります。

 

文/会田 肇、岡本幸一郎、並木政孝

 

【フォトギャラリー(画像はタップすると閲覧できます)】

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