もうすぐ一都三県も緊急事態宣言が解除される見込みではありますが、引き続き、在宅勤務やリモートワークを継続する企業も多いと聞きます。そこで気になるのが運動不足。身体的・精神的な健康を維持するためにスポーツを行うことは推奨されており、人と人との距離をとっての散歩やランニングは、免疫力を高めるので積極的に行いたいところです。
そんな状況のためか、編集部には「おすすめのスポーツ自転車を教えて!」「買い物ついでに運動できる自転車がほしい」という声が多数届いています。皆さん、自宅での自粛期間にすっかり運動不足になっているようですね。
マナーを守って楽しく移動&運動を
自転車で運動するときの注意点はランニングなどとほぼ同様で、
・人通りの少ない場所を選ぶこと
・可能な限り1人で行うこと
・走行時は他の人と十分な間隔を開けること
・医療機関に負担をかけないよう、怪我のリスクが高い走行方法は避けること
これらを守れば、運動不足の解消に適したスポーツが自転車なのです。※参照:日本サイクルスポーツ振興会
Withコロナの現在、「密」になる公共交通機関を避けられ、運動不足の解消にもなる自転車。今回はスポーツ走行に適したクロスバイクやミニベロ、またときには買い物にも使えるおすすめ自転車を紹介します。
【運動不足解消&日常使いする自転車を選ぶコツ01】軽さ重視! 余計なパーツはつけない
スポーツバイクはそもそも車体が軽く、軽快に走れるのが特徴の自転車です。その利点を生かすため、カゴやスタンドなどの実用的なパーツはあえて取り付けずに使用するのもスポーツバイクを楽しむポイントのひとつです。荷物はバックパックなどで背負う必要がありますが、自転車自体はシンプルですっきり。軽快な走りが楽しめます。
【02】荷物を積めるカゴやキャリアがあると便利
パーツが取り付けられてない自転車はシンプルなルックスと軽快な走りが楽しめる一方で、実用性に欠けるところがあります。特に買い物や通勤・通学に自転車を使用する場合、カゴやキャリアがあると圧倒的に便利。カゴやキャリアはあらかじめセットされているもの、後付けできるものなどがあります。使用方法をよく考えて選びましょう。
【その3】フェンダー(泥除け)があると服が汚れない
また、日常使いする自転車の場合、フェンダー(泥除け)があると衣服を汚さずにすみます。「雨の日、雨上がりは自転車に乗らない」と覚悟を決めてしまうこともできますが、出がけは晴れていても、帰りの時間帯に突然雨が降ることもあります。カゴやキャリアと同様に自転車の使い方を見極めて選ぶといいでしょう。
平日も休日も活躍する今買いのクロスバイク&ミニベロベスト5
【01】思わず遠回りしたくなる、軽さと快適さ!
ジャイアント(GIANT)
クロスター
実売価格5万6000円(税抜)
強度が必要な部分は太く、しなりが必要な部分は細く。アルミフレームにも関わらず、部位によって形状を変えることで強さと軽さ、走行性能のバランスに優れたクロスバイク。9.7kg重量からもわかるとおり、走りは軽快そのもの。しかも手のひらにフィットするグリップやお尻が痛くなりにくいサドルなどを標準装備し、快適さも問題なし。行きはスピーディに、帰りは少し遠回りして走りたくなる街乗りに最適なバイクです。
【SPEC】フレーム:アルミ/フォーク:アルミ/変速:2×8段/ブレーキ:キャリパーブレーキ/タイヤ:700X28C/メインコンポ:SHIMANO ACERA/カラー:ブラック、ホワイト
【02】乗り降りしやすいデザインは通勤・通学の強い味方
コナ(KONA)
ココ
実売価格8万9000円(税抜)
街中は信号や安全確認のためのストップ&ゴーが多いものです。足つき性が良いフレームデザインはそれだけでかなり使いやすくなるはず。ミキスト型フレームデザインを採用したココは、スカートでも乗り降りしやすいため家族間で共用することも可能です。一見ママチャリっぽいところはありますが、走りの性能は本物。軽量アルミフレームにディスクブレーキ、アドベンチャーバイクにも使用される47Cサイズの極太タイヤを搭載。アスファルト、砂利道、段差もスイスイ走ってくれるはず。
【SPEC】フレーム:アルミ/フォーク:アルミ/変速:9段/ブレーキ:ディスクブレーキ/タイヤ:650X47C/メインコンポ:SHIMANO Alivio/カラー:グロスサンセットオレンジ
【03】通勤や買い物に大活躍。カゴ、キャリアを標準装備!
マリン(MARIN)
二カシオ カスタムSE
実売価格7万5000円(税抜)
平日は通勤・通学といった普段の足として、週末にはショートツーリングや買い物とあらゆるシーンで活躍が期待できるクロスバイク。バネ感のある乗り心地のクロモリフレームに太めのタイヤをセット。加えてベントさせたハンドルを採用したことで前傾姿勢になりすぎず、振動吸収性も高く、ゆったりと走ることが可能です。最大の特徴はフロントの大型バスケットとリアキャリア。ビジネスバッグはもちろん、買い物やワンデーキャンプにも対応します。
【SPEC】フレーム:クロモリ/フォーク:クロモリ/変速:8段/ブレーキ:ディスクブレーキ/タイヤ:650X47C/メインコンポ:SHIMANO ALTUS/カラー:マットグレー他2色
【04】仕事も家庭も頑張るパパのための”SUV”
あさひ(ASAHI)
ハチハチサイクル
実売価格6万3618円(税抜)
「お父さんが格好良く乗れること」「たくさん荷物が積めること」など、オン/オフ問わず活動的なお父さんが使いやすい仕様を詰め込んだパパチャリ。ウィークデーはチャイルドシートやビジネスバッグを、ウィークエンドは取り外して買い物にも行ける頑丈なリアキャリアをセット。20×4.0の超極太タイヤを採用しているので、キャリアに重い荷物を乗せても安定感はバツグンです。一見重めに感じますが、前後の異なったタイヤサイズ、シマノ製8段ギアのおかげでスムーズな走行が可能です。
【SPEC】フレーム:スチール/フォーク:スチール/変速:8段/ブレーキ:ディスクブレーキ/タイヤ:フロント24×2.10、リア20×4.0/メインコンポ:SHIMANO/カラー:サンドベージュ他2色
【05】街乗り最強のデザイン&走行性能
ターンバイシクルズ(tern)
クレスト
実売価格5万3000円(税抜)
漕ぎ出しが軽いミニベロ(小径車)は、ストップ&ゴーが多い街乗りに最適な自転車。「クレスト」はアップライトから深い前傾姿勢まで、乗り方の好みに合わせてポジションの調整ができるほか、独自のフレーム設計により安定したコーナリングも可能です。素早く目的地に移動するだけではなく、移動することすらも楽しくしてくれるはず。これらの走行性能に加えて違和感なく街に溶け込むシンプルなデザインもプラスし、通勤・通学、休日ライドまでシティライドを広くカバーしてくれます。
【SPEC】フレーム:アルミ/フォーク:アルミ/変速:8段/ブレーキ:ディスクブレーキ/タイヤ:20×1-3/8/メインコンポ:SHIMANO Altus/カラー:ライトブルー他5色
【アクセサリー編】後付けもOK。収納力をプラスして通勤・通学を快適に
ワンタッチで取り付けられるカゴ&バッグ「リクセン&カウル」
ドイツの「リクセン&カウル」はクリックフィックスという、ワンタッチのアタッチメントで取り付ける自転車用のバスケットやバッグをリリースしているブランドです。
このようにハンドルバーなどにアタッチメントを取り付けておけば、カチッとワンタッチでバッグやバスケットをセットすることができます。
【その1】A4サイズが入るビジネスにも対応可能なフロントバッグ
リクセン&カウル
アレグラ
実売価格:1万6500円(税抜)
ショルダーストラップ付きで持ち運びも便利なA4サイズのトート型バッグ。レインカバーが付属してあり、突然の雨でもバッグ内を濡らしません。サイズ:W33xH22xD14cm/容量:5L
【その2】買物に最適、カジュアルなフロントバッグ
リクセン&カウル
ストラクチャー
実売価格1万円(税抜)
容量たっぷり、ビジネスから買い物までいろいろな荷物を運べるバスケット。籐で編んであるような風合いですが、実は樹脂製。雨はもちろん、強い日差しでも劣化しにくいのがポイントです。サイズ:W34xH27xD25cm/容量:16L
【その3】トレンドの”バイクパッキング”を通勤でも
イーボック
シートパックBOA
実売価格1万5000円(税抜)
最近の自転車のトレンドは大型のサドルバッグにテントなどを積んで旅をする”バイクパッキング”という遊び方です。専用サドルバッグは容量も大きく取り付けも簡単、さらには防水のため通勤・通学にもピッタリ。シート側には取り付け金具が必要ないので、どんな自転車にもセット可能です。サイズ:W37cm×H11cm×D19cm/容量:3L
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