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2020/8/3 21:00

モンベルの「電動アシMTB」? どれぐらい凄いのか、オンオフ路を駆け回った

「モンベル」は本格的なキャンプ・登山用品を加え、タウンカジュアルとしても評価の高い機能的なウェアをラインナップする、日本生まれのアウトドアブランドです。同ブランドが経験と実績を詰め込んだ電動アシスト付きMTB「シャイデックMT-E」をリリース 。話題のモデルを借り出し、本稿では心行くまで走り回ってみました!

 

見て、このゴツいスタイリング! これだけでワクワクしてきません?

↑アスファルト路面では極太のブロックタイヤのパターンノイズを発するが、それほど気になるレベルではない。1充電で140km(エコモード)を走る実力は日常生活においてもシティコミューターとしても活躍してくれる

 

今回のモデルは2014年からオリジナルのバイクブランドとして立ち上げた「シャイデック」のラインナップのひとつで、アップダウンの激しいアウトドアシーンで活躍するモデルとして注目を集めています。

↑2020年のニューカマーとしてシャイデックシリーズに加わった「MT-E」は、シマノ製のアシストモーターを搭載した電動アシストMTB。27.5インチの極太タイヤと個性的なフレームワークが迫力を醸し出す

 

MT-Eは、シャイデックシリーズのMTB「MT-A」にアシスト機能をプラスしたことで、より快適なトレイル性能を楽しめるモデルです。バッテリーと絶妙な融合を見せるアルミ製のフレームと130mmのストローク量を持つフロントサスペンションを備え、アシストモーターには実績のあるシマノ製「STePS E8080」を採用。バッテリーは36V/14Ahの大容量となり、エコモードでは最大140kmの距離を走ることができます。

↑SR サンツアー製のフロントショック。130mmのトラベル量を持ち、整地路ではストロークをロックすることでペダリングのパワーロスを抑えることも可能。剛性感の高さも乗り心地の良さに貢献

 

↑アシストの源となるドライブユニットはシマノSTePS E8080

 

↑シマノ製のアシストモーターを支える大容量のバッテリー。フレームと絶妙なマッチングを見せ、スタイルと融合している。脱着は左サイドのロックキーで解除できる。本体下部にはケーブルを接続することも可能

 

アシストの切り替えはハンドルバーの左にあるスイッチで行い、専用のサイクルコンピューターにデータが表示されます。エコ、ノーマル、ハイの3モード切り替え表示とともに、速度、バッテリー残量、走行距離のほか、ケイデンス(クランクの回転数)までを網羅。走行中の情報が集約されます。サイクルコンピューターは脱着可能で、駐輪時の盗難を気にすることがないのはうれしい限り。

↑電動アシストの必要な情報だけでなくケイデンスまで表示する本格的なサイクルコンピューター。視認性も良く視線を大きく外さずに情報を認知できるのもうれしい。盗難防止に役立つ着脱式

 

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