最近、街中でも見かける機会が増えている極太のタイヤを履いたe-Bike(スポーツタイプの電動アシスト自転車)だが、今回紹介するROCKA FLAME(ロカフレーム)の「HAYATE」というモデルはBMX風のフレーム構成としたユニークな1台。そのほかにも世界初という車体中央にバッテリーを搭載する設計など、個性的な機構も採用するモデルはどんな乗り味なのか?
バイクっぽいルックスにユニークな機構を採用
ROCKA FLAMEは元はアパレルブランドでしたが、近年はe-Bike事業を立ち上げ、バイクのような極太タイヤを履いた3モデルをラインナップしています。その中でも「HAYATE」はBMXタイプのフレームを採用した最新モデル。従来であればモーターを搭載するペダルの付け根部分にバッテリーを積んでいるユニークな設計です。
ホイール径は20インチと、数値的には普通のBMXと同じですが、太いホイールとタイヤを履いているのでバイクのような見た目になっています。ホイールがスポークタイプではなく、キャストになっているのも、バイクっぽく見えるポイントでしょう。フロントにはサスペンションタイプのフォークを装備しています。
変速ギアはリアのみの7速。ハンドル形状はBMXっぽいアップタイプなので、上体が起きたライディングポジションです。グリップはエルゴノミック形状のレザータイプ。自転車には珍しいハンドルロックや、サイドスタンドなど街乗りで便利な機能もしっかりと押さえています。