街中で見かけると、一瞬「バイク!?」と思ってしまう迫力がある極太のタイヤを装着したe-Bike。このところ、ラインナップが増え、一気に勢力を拡大しています。これだけ太いタイヤを履いていても、重さを感じずに走ることができるのはe-Bikeならではの魅力。街中での目立ち度も抜群のカテゴリーから、3モデルをピックアップして、どんな違いがあるのか比較してみました。
【今回比較した3モデルはコチラ】
その1
アパレルブランドが手掛けた個性派e-Bike
ROCKA FLAME(ロカフレーム)
HAYATE
26万4000円(税込)
アパレルブランドからスタートしたロカフレームがリリースするe-Bike。BMX風のフレームに極太タイヤという組み合わせで、独特のルックスに仕上がっています。フロントはサスペンションも装備し、バイクのようなシルエット。写真の車両に装着されているフロントライトはオプションです。サイズは全長1695×全幅590mm、重量31.8kg。
その2
デンマークから上陸したインパクト抜群の1台
MATE. BIKE
MATE X
33万円〜(税込)
自転車都市として知られるデンマークの首都コペンハーゲンで生まれたe-BikeブランドがMATE. BIKE。「MATE X」は極太タイヤに折り畳み可能なフレームを組み合わせ、見た目のインパクトは抜群ですが、自転車のヘビーユーザーである開発者が感じたニーズを解決するために作られた都市型のe-Bikeです。シーズンカラーもあわせて全11色も揃えている豊富なボディカラーも魅力です。サイズは全長1800×全幅650mm(通常時)、重量28.5kg(バッテリー含む)。
その3
イタリア生まれのモペッドの名を冠したモデル
FANTIC(ファンティック)
ISSIMO(イッシモ)
39万6000円(税込)
イタリアのバイクブランドであるFANTICがリリースする「ISSIMO」は、同ブランドが過去に販売していたモペッド(ペダル付きのスクーター)から名称を取ったもの。跨ぎやすいステップスルータイプのフレームにバイクのようなタイヤ、そしてマウンテンバイクを思わせるような幅広のハンドルという組み合わせがユニークです。さまざまなデザインやカラーのサイドカバー(オプション)も追加可能で、ユーザー好みのカスタムも楽しめます。重量は33.5kg。
【比較ポイントA】ドライブユニット
e-Bikeの心臓部となるのがモーターを内蔵したドライブユニット。アシストの駆動力やフィーリングを決定づける重要なパーツですが、今回比較試乗した3モデルはいずれもBAFANG(バーファン)製を採用しています。そしてISSIMOだけが、e-MTBなどに採用される「M500」という上級グレードのセンタータイプのユニットを装備。残りの2モデルはリアホイールの車軸(ハブ)と一体となったハブモータータイプを装備しています。
【その1】ROCKA FLAME「HAYATE」
【その2】MATE. BIKE「MATE X」
【その3】FANTIC「ISSIMO」