メルセデス・ベンツが「C220d」(セダンとステーションワゴン)を国内で販売開始しました。
本モデルは新世代のクリーンディーゼルエンジン「BlueTEC」を搭載。今回はこの車種の注目ポイントや「BlueTEC」の詳しい仕組みなどを紹介します。
最新システムと2ステージターボチャージャーを採用したエンジン
そして今回「C220d」で一番注目したいのがクリーンディーゼルエンジンの「BlueTEC」。メルセデス独自のAdBlueインジェクターとSCR触媒コンバーターにより排出ガスの生成を少なくするだけではなく、ディーゼルエンジンで問題となる黒鉛を99%除去するなど、環境にすぐれた設計になっています。
最大トルク40.8kg-mとディーゼルらしいトルクフルな走りを維持しながら、リッター最大20.3kmで低燃費も実現しています。さらに、Cクラスとしては初となる9速ATの「9G-TRONIC」を搭載。どこまでも滑らかに加速していき、変速時のショックも感じられない素晴らしい仕上がりです。
迫力と流れるようなしなやかさを両立させたデザイン
エクステリアはメルセデス伝統のスタイルをキープ。一方で、流れるようなサイドのフォルムで、斬新さも感じられるようなデザインに仕上げられています。
洗練されたハイセンスな空間
インテリアでは質感が良いナッパレザーを使用したステアリングや豪華なシルバーメッキのスイッチ、アクセントとなるインテリアトリムを装備。ラグジュアリーさだけではなく、センスの高さや、安らぎすら感じられる空間が演出されています。
この「C220d」の概要は以下の通り。
・メーカー希望小売価格(税込) 559万0000円
・トランスミッション 電子制御9速A/T
・駆動方式 後輪駆動(FR)
・総排気量(cc) 2,142
・燃料タンク容量(リットル) 66
・燃料消費率 JC 08モード走行(国土交通省審査値)(km/リットル) 20.3