富士通テンは、「ECLIPSE(イクリプス)」カーナビゲーションシステム「AVN」の新商品6機種を12月上旬に発売。そのうちドライブレコーダー内蔵モデル「録ナビ」は後方記録にも対応します。
カーナビ画面ですぐに確認可能
新商品1つである「録ナビ」はドライブレコーダー内蔵モデルで、前方はもちろん、別売のバックアイカメラを活用して後方も同時に記録することが可能。信号待ちや渋滞中の後方からの追突など、車両後方への不安を軽減することができます。後方カメラは前方カメラと同様に「常時記録」「イベント記録」「手動記録」の3つの記録に対応し、撮影画像はカーナビの画面ですぐに確認することも可能です。
また、200万画素カメラとHDRの組み合わせにより、逆光時にも視認性の高い映像を記録することができます。
画面デザインは、ナビとオーディオで必要な情報を選定して一画面にレイアウトされており、シンプルで見やすい画面を追求。ハンズフリーの接続など複雑な操作画面には、操作イラストを入れるなど視覚的に操作をサポートしてくれます。
また、トリプルコアCPU採用により、動画を再生しながらのナビ操作など高負荷がかかる処理もスムーズに対応。地図のフリック(スクロール)、ピンチ(拡大・縮小)などの操作もストレスなく行えます。
イクリプスならではの「つながる機能」も充実しており、無線LAN経由で「自動地図更新」「サーバー情報検索」「目的地周辺駐車場検索」機能が利用可能。録画データは専用スマホアプリとWi-Fiで連携することにより、ボタン操作ひとつでスマホへ転送して確認することができます。
そのほかにも、自車位置測位に用いる衛星として従来のGPSに加え、準天頂衛星「みちびき」や2015年4月より運用の始まったFM多重放送を活用したVICSの新サービス「VICS WIDE」に対応。「最新の渋滞情報を反映したルート探索」、「よりきめ細かな交通情報提供」、「気象などの特別情報をポップアップ表示」、「大雨エリア表示」など、多様な情報を受け取れます。
バックアイカメラからの映像をAVNに表示できるので、本機があれば後方の視野が入りにくいところや駐車場でのバック進入時なども楽に確認することができそうですね。