おしゃれで高級感のあるスタイルが人気の原付スクーター「ジョルノ」がフルモデルチェンジを行いました。
今回のフルモデルチェンジ、デザインの刷新に加え、使い勝手の向上やエンジン機構の進化など見所がたくさん。本記事ではそのあたりを解説していきましょう。
コロンとした遊び心のあるフロントデザイン
まずはデザイン。ニューモデルのデザインは、張りのある丸みが強調されているのが特徴です。円をモチーフにした個性的なフロントに、やや大きめの丸いヘッドライトとロゴエンブレムがあしらわれ、「ジョルノ」ならではのかわいらしさと親しみやすさが感じられます。
便利で安心。充実のアクセサリー群
見た目だけではなく、日常の通勤・通学や買い物での使用など、幅広い用途に対応できるよう、原付スクーターならではの優れた使い勝手を実現。
グローブボックス内には、スマートフォンなどの充電に便利なアクセサリーソケットを標準装備。フロント左側のグローブボックスは小物の収納に便利。右側のインナーボックスは500mLのペットボトルが収まるサイズです。
容量20Lのラゲッジボックスにはヘルメットはもちろん、A4サイズのファイルなどの小物類も収納できます。
街にも人にも優しい走りを約束
新「ジョルノ」に採用された「eSPエンジン」は、enhanced(強化された、価値を高める) Smart(洗練された、精密で高感度な) Power(動力、エンジン)の略。低燃費技術やACGスターターなどの先進技術を採用し、環境性能と動力性能を高めたスクーター用エンジンの総称です。環境へ配慮しつつ、坂道でもパワフル。発進や加速も軽快におこないます。
信号待ちなどで停車すると自動的にエンジンをストップする「アイドリング・ストップシステム」を搭載。一方で、バッテリー電圧が低下している場合はアイドリングストップ機能を停止し、バッテリー上がりの抑止に貢献します。なお、バッテリーが上がった場合でも、キックにより始動可能なシステムを採用するなど、使い勝手に配慮した設計。
カラーバリエーションは新色2色が加わりました。パールマーメイドブルー(新色)・パールアンブラウン(新色) ・アーベインデニムブルーメタリック・パールジャスミンホワイト・マグナレッド・ポセイドンブラックメタリックの全6種。
実売価格は18万9000円。生産をこれまでの中国から日本の熊本製作所に移管し、10月16日より発売です。