2016年1月、メルセデス・ベンツより圧倒的な高級感を備えたミニバン、新型「Vクラス」が発売されます。
このモデルはメルセデスのクリーンディーゼルエンジン「Blue TEC」を搭載したことで話題となっていますが、機能性と高級感を両立させたモダンなインテリアも注目ポイントのひとつです。今回はインテリア部分を中心に新型「Vクラス」の魅力に迫りたいと思います。
最高品質の素材で固められた快適な空間
最初に目につくのは光沢感のあるウッドパネルと主張が強すぎないレザーパーツのモダンな組み合わせ。乗る人に高級感を感じさせるだけではなく、飽きの来ない配色となっているので、いつでも新鮮さを感じるような室内となっています。
快適さはもちろん、自由度も高い高級シート
シートは頑丈なレールを使用した独立シートが4席と、3人がゆったり座れるベンチシートの3列構成で、大人数の長距離ドライブでも疲れにくい快適さを実現します。
また、2列目のシートは脱着可能となっているため後部座席を向かい合わせて座ることができ、2列目のコンソール部分には「収納式センターテーブル」も装備、シートアレンジもシーンに合わせて自由に変えることができます。なお、向い合せにできるのは先代と同様。国産では見れない作りで、ドイツ流高級ミニバンではこの部分は譲れないのでしょう。
ラグジュアリー満点なインテリア
室内機能では前席左右と後席で独立したエアコンの温度と風量調整が出来る「クライメートコントロール」や座面とシートバックの湿度を調整できる「シートベンチレーター」、間接照明を使って夜間の室内をラグジュアリーに演出する「アンビエントライト」が採用されています。ラグジュアリーでチョイエロな光でパッセンジャーを優しく照らしてくれます。
新型「Vクラス」の室内の快適さについてご紹介してきましたが、その快適さを陰で支えているのが注目の「Blue TEC」エンジンといえるでしょう。
このエンジンは燃費や環境性能に長けているだけではなく、振動の少なさや車内に入ってくる音の少なさにも定評があり、室内の会話や音楽、窓を開けた時の外の音までも邪魔しないような静かさを実現しています。
また気になる走行性能ですが、先日発表された走りに定評のある「C220d」と同系のターボ搭載「Blue TEC」エンジンを採用しているので、この「Vクラス」でも余裕のある走りを可能でしょう。
2000年代からミニバンという車種は安定した人気を誇ってきましたが、この「Vクラス」ように全ての要素で高いレベルを保っているモデルは珍しいので、高級ミニバンをお探しの方は是非続報にも注目していただきたいところです。