11月8日まで東京ビッグサイトで開催された「第44回東京モーターショー」ではコンセプトカーをはじめクルマ領域の次世代テクノロジーがさまざまなブースで体験できました。
今回はその中でも、「スマホ」のような液晶モニター式の気になるデバイスをご紹介したいと思います。
「アウディバーチャルコックピット」×アウディTTsロードスター
高解像度の12.3インチデジタル液晶ディスプレイの「アウディバーチャルコックピット」はスピードメーターやカーナビ、オーディオユニットなどがひとつのディスプレイに集約した近未来的なインパネのこと。
通常メーターがある場所がすべてディスプレイになっていてステアリング上のボタンや音声でさまざまな情報を呼び出し、操作ができるといった優れものです。未来の乗り物といった感じですよね。
来年発売される「A4」にも装備される予定だとか。
「アクティブ インフォ ディスプレイ」×フォルクスワーゲン パサートGTE
パサート初となるプラグインハイブリッドモデル「パサート GTE」でも同じような液晶メーター「アクティブ インフォ ディスプレイ」が採用される見込み。
ちなみにこのパサートGTEはフル満タン&フル充電状態で1,000km、EVモードでは最高速度130km/h、バッテリーだけで約50kmの走行が可能だとか。
「ジャスチャー・コントロール」&「BMWタッチ・コマンド」×BMW 7シリーズ
アジアプレミアムで東京モーターショーに出展された「新型7シリーズ」はBMWのフラッグシップ。あらゆる先進的なデバイス満載のニューカーです。
その中でも量産車世界初の導入となる「ジャスチャー・コントロール」は3Dカメラがドライバーの手の動きを認識して、システムの操作することができる機能。6つのジェスチャーを行うだけで、音量調節など、さまざまな機能を簡単に操作することができます。
また後部座席の「BMWタッチ・コマンド」は取り外しのできるタブレット型のデバイス。シートやローラー・ブラインドの調節やエアコン、モニターやオーディオ、ナビに至るまで、リヤ・シートから自由に操作することができるシステムです。
いかがでしたか?
さまざまな情報デバイスがクルマの中にも浸透してくることで、渋滞の回避や安全への対応、コンフォータブルな空間の実現など新しい付加価値に目が離せません。