住宅費が高騰している米ハワイで、輸送コンテナを家に改造して生活しているカップルがいます。しかも、電気は太陽光発電を利用し、水は雨水を集めて利用。完全なオフグリッド生活を実現しているのです。
ブランディさんは、家族がハワイ島ヒロにある家を売却後、新しい家を建てたり購入したりする十分な資金がありませんでした。そこで利用したのが、輸送コンテナです。
サイズは、長さ7.6m、横2.4m、高さ2.7m。18平方mほどの内部には、IHコンロ付きのキッチンに、トイレとシャワールームもあり、ベッドは壁面収納式で省スペース化。大きな窓も設けられ、屋外にはデッキもあり、限られたスペースながら快適な暮らしを送っていることがうかがえます。
さらに、屋根には6枚のソーラーパネルを設置。雨水を集めるシステムも作り、電気も水も自分でまかなえる設計にしているのだそうです。
周囲の緑豊かな風景に溶け込むように、外観を緑色に塗っておしゃれに仕上げた「グリーンハウス」。お金をかけずに快適なマイホームを作るこんなアイデアは、ハワイに限らず、世界各地で参考にできるかもしれません。
【主な参考記事】
The Cool Down. Woman chooses unconventional home to afford living in Hawaiian paradise — here’s what it looks like inside. December 9 2024