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2020/5/28 18:30

いま世界が欲しがる「イスラエルテック」の注目企業3社とは?

日系企業の関心度も最高レベル

↑イスラエルには日本企業も熱い視線を送る

 

イスラエルにはこれだけの最先端技術が集結しているものの、それらを活用できるマーケットが存在していません。そのため、例えばサンフランシスコに本社を置くUberのようなサービス領域ではなく、チップなど川上領域の技術開発が核となっています。ここを押さえておくことは大きな強みであり、AI、モビリティ、セキュリティなどの各分野において、世界に市場を持つグローバル企業による買収は今後も加速しそうです。

 

最後に、グローバル企業が求めるほとんどの技術が集まるイスラエルへの進出については、まずは足を運びイスラエルという国を理解することが大切といえます。危険なイメージを抱いているかもしれませんが、外国人への性悪説が翻りいったん信用してもらえれば、意外に親しみやすい国民性が特徴です。

 

現在、イスラエルへの日系企業の関心度は過去最高レベルに達しています。現地では、さまざまなカンファレンスが開かれているので、興味がある分野のイベントに参加してみるといいでしょう。イスラエルでは物事を決めるスピードが日本とは比較にならないほど速いため、スピード感を持って対応することは必須ですが、その後の継続関係は保ちやすいといいます。

 

また、イスラエルの人々は交渉がとても上手なので、失敗を恐れず交渉を重ねながら経験値を積んでいくことが必要。まずは現地の空気を吸い、イスラエルのよさを知ることから始めてみてはいかがでしょうか?

 

kato

加藤 清司 Kato Seiji

(株)イスラテック創業者・代表取締役。2009年にイスラテックを設立し、イスラエルのハイテクベンチャー企業と日本企業の橋渡しに従事。現地への進出を探る日本企業に向けて情報提供やコンサルティング、調査レポート作成、研修・セミナーなどを行う。現地視察同行や契約・交渉代行も実施し、現地企業の選定支援やマッチングも手がける。約15年にわたる経験を生かした目利き力や幅広い現地ネットワークを通じた交渉力などを有する。
https://isratech.jp

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