関節に痛みがあるとき、湿布を貼ったり、サポーターを使ったりして痛みをしのいでいる方も多いでしょう。そんなときに、キャベツを巻いてみたらどうでしょう? 米国の医師が勧める型破りな方法をご紹介します。
米メリーランド州のスード医師は、自身のTikTokで、膝にキャベツを巻き付けた方法を披露。「キャベツの葉は炎症と痛みを軽減させることから、一部の地域では家庭療法で湿布のようにして使われてきました」と、スード医師は語っています。
キャベツを関節部分に巻き付ける様子は、とってもシュールで「本当に効果があるの?」と疑ってしまうかもしれません。
しかし、その効果は研究でも示されています。2022年に発表された論文によると、変形性関節症患者の膝にキャベツの葉2~3枚を1時間巻き付けておくと、冷却ジェルを20分間あてるのと同等の効果が見られたそう。スード医師は「キャベツには抗炎症作用のある成分が含まれていると考えられる」と言います。
それだけの効果があるのなら、もし膝や足首などに痛みを感じて湿布などが手元にないときは、キャベツを巻くという方法を試してみてもいいかもしれません。ちなみに、スード医師はキャベツを事前に冷やしておき、巻き付けやすいように硬い芯の部分は切り取るようにすすめています。
@doctorsoodHave you tried this before? 🥬♬ original sound – DoctorSood, M.D.
【主な参考記事】
New York Post. I’m a doctor — try this unusual but effective hack for joint pain. July 22 2024