カフェにパソコンを持ち込んで仕事をするとき、ドリンクを注文しただけで長居するのは気が引けるもの。では、ドリンク1杯で滞在できるボーダーラインはどのくらいなのでしょうか?
英国でエチケットの専門家として知られるウィリアム・ハンソンさんは、さまざまなエチケットについてSNSで紹介しています。最近、TikTokで再生回数が100万回以上とバズった投稿は、カフェでどのくらい滞在できるかという内容でした。
「特に決まったルールはない」と語ったウィリアムさん。ただし、「目安としては、コーヒー1杯につき45分が限界だと思います」と紹介しています。「カフェは社交的な場であり、職場の延長ではないことを忘れないでください」とまとめています。
この動画の内容を紹介した英メディアのDaily Mailでは、オンライン上で早速読者投票を実施。45分というウィリアムさんの意見に賛成するかどうか、読者に意見を求めています。1000件弱集まった回答を見ると、「ウィリアムさんの45分以内の意見に同意する」に72%の票が集まっています。しかし、「誰かに言われるまで」(12%)や「1時間」(11%)という意見も。さすがに「2時間」と答えた人は5%とわずかでした。
ウィリアムさんの見解や読者の反応を踏まえると、ドリンク1杯でカフェに滞在できる時間は45分とするのが妥当のようです。ちなみに、ウィリアムさんによると「45分」というボーダーラインは、仕事せずにカフェでお茶するときも適用されるそう。また、ドリンク1杯のほかに、軽食などを購入した場合に延ばせる時間はせいぜい「20分」とのこと。
日本でもカフェで仕事をするときは、45分を滞在時間の目安としてみてもいいかもしれません。もちろん店が混んているときは、他の客に配慮することもお忘れなく。
【主な参考記事】
Daily Mail. Etiquette guru reveals the EXACT amount of time you can work on your laptop in a cafe without ordering a coffee – and how much extra on the clock buying food gets you. August 17 2024