肉じゃが、ポテトサラダ、ジャガイモゴロゴロカレー……。ジャガイモ料理が好きという人は多いと思いますが、いざ自分で作ろうというときに立ちはだかるのが“皮むき”の壁です。なかでも、丸くて形もゴツゴツしているジャガイモは、包丁はもちろんピーラーでも皮をむくのは難しいですよね。
そんな人のための救世主が、このダイソーの「皮むき手袋 ピーラーグローブ」です。右手用と左手用の2つを購入し、両手にはめれば準備万端。塩化ビニール製手袋の手のひら部分がゴツゴツザラザラしていて、両手につけるとなんだか怪獣になった気分です(笑)。
この手のひら側のゴツゴツが、ジャガイモの皮を剥ぎ取ってくれます。あとはジャガイモを両手でごしごしこするだけ。コツとしては、左手をパーにしてそこにジャガイモをグイグイすりつける感じで動かすと、キレイに皮がむけます。へこんだ部分や細かい部分の皮は、親指でこそぎ取りましょう。
思っていたよりは手の力とコツが必要なので最初はうまくいかないかもしれないですが、慣れてくればピーラーより速いです。なによりもジャガイモの形に合わせてキレイにむけるので料理の仕上がりも良くなります。
まとめるとピーラーグローブが普通のピーラーよりも優れている点は3点。
(1)刃を使わず安全に皮がむける
ピーラーも比較的安全ですが、やはり刃があるので滑って手の皮をむいてしまうという事故も発生します。このピーラーグローブなら小学生くらいのお子さんでも安心です。
(2)ジャガイモの形に沿ってキレイにむける
ピーラーだとかなり分厚くむけてしまい、シンクにたまった皮を見て「もったいないな」と思うこともありますが、このピーラーグローブならジャガイモの丸みを残して驚くほどキレイにむけます。
(3)水で手が荒れない
素手でジャガイモを洗ったり、むいたりすると手荒れの原因にもなります。ピーラーグローブはかなり厚手の手袋なので、水を流しての皮むき作業にピッタリです。
デメリットとしては、「パッケージを開けたばかりだと強烈にビニール臭い!」ということ。いきなり使用しないで、まず洗剤で洗ってから1日ほど置くとニオイもおさまるようです。なお、ジャガイモのほかに、里芋をむいたり、ゴボウも掴んでゴシゴシこすったりするのにも使えます。ピーラーよりは使用用途がピンポイントですが、ツボにハマると威力を発揮するアイテムです。
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