秋冬の衣類の定番アイテムといえば“ニット”。セーターやカーディガン、毛糸の帽子や手袋などのニット製品は、この時期の防寒具として欠かせませんね。そんなニット製品ですが、みなさんはどのようにケアをしていますか? 「ニットは手入れが難しいからクリーニングに出している」「自分で洗いたいけど、どのように洗っていいかわからない」という方も多いのではないでしょうか。
ニット製品は、シャツやズボンなどの布地の製品と異なり、洗濯の仕方を間違えると“縮み”や“毛玉”が発生しやすく、最悪の場合は着用できないくらい型崩れしてしまうこともあります。実は私も、一人暮らしをはじめたばかりのころ、お気に入りのウールのセーターをほかの洗濯物と一緒に普通に洗濯機で洗ってしまい、洗濯が終わって取り出すと子ども用サイズに縮んだヨレヨレのセーターが出てきてビックリしたことがあります。「これ高かったのにな……」と後悔しても後の祭り。縮んでしまったセーターはどんなに伸ばしても元のサイズには戻らず、泣く泣く処分しました。
そんな扱いの難しいニット製品も、自宅で手軽に洗えるといううれしいアイテムが、アパレルブランドのGLOBAL WORK(グローバルワーク)とライオンのおしゃれ着用洗剤「アクロン」とのコラボにより誕生しました。
このコラボ企画では、グローバルワークが販売するニットアイテム5製品の洗濯表示ラベルに、それぞれの商品に合わせたお洗濯方法の動画へと遷移するQRコードを印字。スマホやタブレットで読み取るだけで、いつでも手軽に洗い方を動画で確認することができるという試みです。
通常、ニット製品にはお手入れの方法を明記した商品タグが付けられていますが、購入するとタグを切り取ってしまう人が多く、あとから確認したいときにはもう捨ててしまっている、ということがほとんど。でもお洗濯表示ラベルに印字してあれば、わざわざタグを取っておかなくてもいつでも確認できます。
動画は、お洗濯のプロであるライオンが制作しているので、動画の通りに洗うだけでニットをダメージから守ってやさしく仕上げることができます。
また、全国のグローバルワーク店舗にて対象商品の購入者に、先着でアクロンのミニボトル(40ml)がプレゼントされるキャンペーンも実施中(※)。購入したニットを自宅でやさしく洗うことができます。
※ミニボトルは数量限定のため、無くなり次第終了
※WEBストア・アウトレット店舗は除きます
今回は、コラボ企画の実施にあたり、グローバルワークを手掛けるアダストリアの社内で行われたライオンによるお洗濯セミナーを取材することができましたので、その模様をお届けします。
アクロンならダメージを防いでやさしく洗える
グローバルワーク社内で行われたセミナーには、ライオンのおしゃれ着用洗剤「アクロン」の担当者である林泉さんと、お洗濯マイスターの大貫和泉さんが登壇。ライオンのマスコットキャラクターであるライオンちゃんも応援に駆けつけてくれました。
まず、林さんがアクロンの特徴を解説。アクロンでニットを洗うと、3つの良いことがあるそうです。
アクロンは、「シルキータッチ成分」と「繊維保護成分(SAPA)」の2つの成分が繊維をコーティングしながら洗うことで、毛玉の発生を抑える効果があるとのこと。
また、独自の高浸透ダメージケア組成が、洗濯中の伸び・縮み・型崩れを防いで、着用時にできた袖口の伸びや首元のヨレなどもきれいに整えてくれるそうです。
一般的な洗剤では、このような効果は期待できないので、ニット製品を洗うのなら、やはりおしゃれ着用洗剤を使った方が良いでしょう。アクロンなら、ニットに限らず制服やスーツ(洗えるもの)、浴衣、水着などのデリケートな衣類も洗うことができるので、1本は常備しておきたいですね。
ニットを自宅で洗う際の3つのポイント
続いて、お洗濯マイスターの大貫さんが、ニット製品の正しい洗い方をレクチャーしてくれました。ニットを洗う際のポイントは3つ。
まず、衣類についている洗濯表示ラベルを確認し、自宅で洗えるかどうかをチェックします。洗えないマークが印字されているものはクリーニングに出しましょう。ちなみに今回のグローバルワークのコラボ製品はすべて自宅で洗うことができます。
次に、汚れやすい襟元や袖口には、洗う前におしゃれ着用洗剤を直接塗布し、前処理を行います。このひと手間を行うだけで、衣類の仕上がりがグッと変わってきますので、汚れが気になる場合は必ず行いましょう。
最後に、洗う前にニットをたたんで洗濯ネットに入れます。ネットに入れて洗うことで、衣類へのダメージや型崩れを防ぐことができます。このとき、襟元や袖元が表にくるようにたたむと汚れが落ちやすくなるそうです。
今回のニットアイテムの場合は、洗濯表示ラベルについたQRコードを読み取れば動画で確認できるので、洗う前にチェックするとよいでしょう。