作業工具などを多く取り扱っている会社・エンジニアの「鉄腕ハサミGT」は、特殊な素材などを簡単にカットできる強力なハサミです。
公益財団法人日本デザイン振興会が選定する、「2015年度グッドデザイン賞」を受賞した同商品。とても切れ味がいいようで、ネット上では「ロープや木の枝もしっかり切れる」「ワイヤーカッターとしてもバッチリ使えます」などと好評の声が。一体どれほどの切れ味を秘めているのか、さっそく性能を確かめてみましょう。
機能性と安全性を兼ね備えた「鉄腕ハサミGT」(エンジニア)
グリーンとシルバーを基調とした同商品は一般的なハサミと違い、フォルムがかなり特徴的。特に波打っている刃とグリップ・保護キャップの模様がクールです。サイズは約160(全長)×83(全幅)×3mm(厚さ)、重さは120gほど。
最初に“ブレード”を詳しくチェック! 刃物用特殊ステンレスで作られたブレードには、主に4つの特徴があります。まずギザギザのついた刃を見ると、先端付近が“ストレート刃”となっていました。この刃で、紙や布をスライドさせながらスムーズにカット可能。ストレート刃の奥にあるギザ刃が、“マイクロセレーション”です。ザクザク切るのが得意で、高硬度の特殊極細繊維にも対応。例えばトラロープ(φ10mm)やキャブタイヤ(φ9mm)などを切断できます。
ストレート刃とギザ刃の逆側には、“ダンボールオープナー”を採用。ダンボールを開封する際、内容物を傷つけずにガムテープだけを簡単に切れます。また“ワイヤーカッター”で針金などのコード類も切断可能。本体の刃を使わないので、ブレードが損傷しにくいのはありがたいですね。
刃だけでなく、緑色のグリップにもなにやら秘密が。グリップ中央部には“フィンガーガード”がついており、グリップを閉じた時の“指づめ”を防止します。他にも「滑りにくく、しっかり握り込める」「S字形状なので力が伝わりやすい」「落下防止用のストラップを取りつけられる」などの特徴があるよう。ちなみに保護キャップは換気・水抜き用の穴があいているおかげで、刃をサビから守ってくれますよ。
試しに一般的な革製のベルトを切ってみると、指づめすることなくサクッと切断できました。握り心地もバツグンで、手に馴染みやすいのもうれしいポイントです。1度使っただけで普通のハサミとの違いを実感できるはず。あまりにも切れ味が鋭いため、つい色んな物を試し切りしたくなるかも。
実際に購入した人からは、「かなり握り心地がよくて手に馴染みます」「CD・カード・アルミ板もちゃんと切れたよ。これは便利だな」「力を入れずにサクサクカットできる。サビに強いのもありがたい」と好評の声が上がっています。
パワフルに切断できる最強のハサミを、この機会にぜひ利用してみてはいかが?
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