日用品大手のフマキラーは7月26日、ワンプッシュするだけで、隠れているゴキブリも退治できる新しいタイプのゴキブリ用殺虫剤を発表しました。従来のゴキブリ駆除にはスプレータイプのエアゾール式、ゴキブリの通り道に配置して待ち伏せ退治するベイト剤、いわゆるバルサンのように煙を発生させるタイプのくん煙剤、ゴキブリホイホイのような捕獲器の4方式が主に使用されていました。それらのデメリットを解消した第5のゴキブリ用殺虫剤が、今回フマキラーが発表した「ゴキブリワンプッシュ」です。
![↑「世界初」と銘打たれたゴキブリワンプッシュのパッケージ](https://getnavi.jp/wps/wp-content/uploads/2016/07/20160726-s6-1-760x507.jpg)
薬剤の微細な粒子がゴキブリに直接ダメージを与える!
ゴキブリワンプッシュのどこが新しいかというと、従来のエアゾール式よりも、薬剤の粒子が非常に微細であること。スキマの奥に隠れている憎きゴキブリに、直接ダメージを与えることができるのです。
![↑粒子の細かさは一般的なエアゾール式に比べて1/4の5μm](https://getnavi.jp/wps/wp-content/uploads/2016/07/20160726-s6-6-760x505.jpg)
しかも、ゴキブリが見えない場所ですぐに死なないよう、薬剤を調整しているのも特徴。ゴキブリが苦しさに耐えかね、スキマから出てきたところで天に召されるため、目に見えて成果がわかります。ゴキ嫌いの人には、実に胸がスカっとする殺虫剤なのです。
![↑冷蔵庫やシンクのスキマにワンプッシュ!](https://getnavi.jp/wps/wp-content/uploads/2016/07/20160726-s6-5-760x505.jpg)
小型ながらスキマの奥まで噴射する性能を持つ
また、新開発のノズルは、ゴキブリワンプッシュの超微細な粒子を強力噴射できる性能を持ち、スキマに噴射するだけで隅々まで届くとのこと。
![↑小型のボトルに新開発のノズルを搭載。内容量は20mlで約80回使用可能](https://getnavi.jp/wps/wp-content/uploads/2016/07/20160726-s6-4-760x507.jpg)
![↑直径0.8mmの「極小オリフィス」が薬剤を強力噴射して奥まで散布](https://getnavi.jp/wps/wp-content/uploads/2016/07/20160726-s6-7-760x505.jpg)
くん煙式を使うときの面倒な準備が不要
ゴキブリワンプッシュは、ゴキブリ本体に直接噴射するエアーゾール式の代わりというよりは、奥に隠れたゴキブリに作用するという点で、バルサンのような「くん煙式」に近いタイプ。そのため、続けて使うよりも約2週間ごとの使用が推奨されています。
ただ、バルサンのような従来のくん煙式は、食器や調理器具にカバーをかけた後、部屋を閉め切って数十分ほど待つ必要がありましたが、ゴキブリワンプッシュはそれらの手間を省くことができるわけなのです。
![↑他の方式の弱点を全て解消した同製品](https://getnavi.jp/wps/wp-content/uploads/2016/07/20160726-s6-8-760x505.jpg)
これからの時期、ゴキブリが活発になってきますが、彼らと対峙する恐怖と嫌悪感は絶対に味わいたくないもの。かといって、バルサンを焚くのも面倒という人にとって、ゴキブリワンプッシュこそ待ち望んでいた製品ではないでしょうか。もしかしたら、本品によって、長年に渡るゴキブリとの戦いに終止符が打てるかもしれませんよ。
【URL】
フマキラー http://www.fumakilla.co.jp/