雑貨・日用品
2021/3/2 19:45

ドン・キホーテのPB「情熱価格」大刷新――「ダメ出し」を活かしたピープルブランドへ

パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスは2月24日、ドン・キホーテのプライベートブランド「情熱価格」を刷新すると発表しました。リニューアル後は新たに開設したWebサイト「ダメ出しの殿堂」から、顧客が商品に対する「ダメ出し」を行えるようにし、顧客の意見を商品開発に活かした「ピープルブランド」として展開するとしています。

 

ブランド・ロゴも一新し、新たな「情熱価格」を展開

発表会に最初に登壇したパン・パシフィック・インターナショナルホールディングスの吉田直樹社長は、「これまでのプライベートブランド“情熱価格”は顧客のために安さを追い続けた結果、気がつけばどこにでもありそうな商品ばかりを量産していました。この点を猛省し、今後はお客様が思わず手に取りたくなる“驚きのNEWS”がない商品は発表しません。商品に不満があればダメ出しも大歓迎。積極的に取り入れて、次々に改善していきたいと思っています」と今後の「情熱価格」の方向性について語りました。

↑ドン・キホーテならびに情熱価格の今後の展望を語る吉田直樹社長

 

刷新後の「情熱価格」では、ブランド・ロゴも一新します。ドン・キホーテの頭文字の「ド」を大きく配置し、顧客に対する強いインパクトとこれからのドン・キホーテの看板ブランドであることを分かりやすくアピールするデザインへとリニューアル。

 

「ド」を強調したのは「ドを超えた情熱を持って商品を開発していく」という商品開発チームの意思表示でもあります。

↑ブランド・ロゴは「ド」を強調するデザインへとリニューアルされる

 

今後は特に自信を持っている商品には新たなブランドチャンネル「ありえ値ぇ情熱価格」を設定し、ドン・キホーテのフラッグシップアイテムとして展開する予定です。

 

「ありえ値ぇ情熱価格」の第一弾として、「ワイヤレスヘッドホン一体型VRゴーグル」を3980円で発売中。その後、スポット式のクーラーやドラム式乾燥機、HDR対応の43型4K液晶テレビなどがラインナップに加わる計画となっています。

↑2月下旬発売予定の「ワイヤレスヘッドホン一体型VRゴーグル」

 

↑新たなブランドチャンネル「ありえ値ぇ情熱価格」で展開される商品の一部

 

さらに「情熱価格」ブランドの商品に対する顧客からの「ダメ出し」を商品開発に取り入れ、よりニーズに沿った改善を行うためのWebサイト「ダメ出しの殿堂」も公開しています。スマホからアクセスし、該当商品をタップするだけで「ダメ出し」ができる仕組みです。

 

ダメ出しの殿堂Webサイト

 

↑リニューアルされた「ダメ出しの殿堂」サイト

 

↑「ダメ出しの殿堂」のトップページ

 

↑140文字でダメ出しを投稿できる

 

PB事業戦略本部長の森谷健史氏は「お客様から寄せられた商品へのダメ出しは貴重な意見。それらを集約し、真摯に受け止めることでより優れた製品の開発や改善に繋げ、よりお客様のニーズに沿った商品を生み出していきたいと考えています。これまでは自社所有物としてのプライベートブランドでしたが、これからはお客様とともに作り出すブランド、ピープルブランドへと変革していきます。ぜひ、“ダメ出しの殿堂”から忌憚のないご意見をお寄せください」と今後の展望を話しました。

 

↑プレゼンを行うPB事業戦略本部 本部長の森谷健史氏

 

顧客代表の高橋英樹・真麻親子によるダメ出し

今回の発表会には実際にドン・キホーテのユーザーである俳優の高橋英樹、フリーアナウンサーの高橋真麻親子が顧客代表として登壇。

 

↑顧客代表として登壇した高橋英樹・真麻親子

 

父の英樹はプラチナ・ドン・キホーテ白金台店で「焼き芋を買って食べた」と話し、娘の真麻は「以前は六本木店に毎週通っていましたし、最近は新規開店した近所の店舗をよく利用しています。他のスーパーには売っていないものが手に入るので重宝していますね」と親子揃ってドン・キホーテの常連であることを明かしました。

 

その場で商品開発担当の亀岡利真氏より、「情熱価格」ブランドの新商品「ミックスナッツ8P」の試食を勧められた真麻は、「塩味が足りない。コショウ味が特徴というけれど、それも薄いですね」とダメ出し。英樹も「パッケージの写真と比べて実際の量が少ないし、価格に妥協して産地を中途半端にするのはいただけないですね」と厳しい意見を口にします。

 

↑2人は「情熱価格」ブランドのミックスナッツを試食

 

早速、スマホから「ダメ出しの殿堂」を立ち上げた2人は、「ミックスナッツ8P」をダメ出し。

 

↑その場で「ミックスナッツ8P」のダメ出しを行う高橋親子。「ダメ出しの殿堂」ではスマホから気軽にダメ出しが行える

 

自信作だというミックスナッツをダメ出しされた亀岡氏は、ショックを受けた様子でしたが、「お2人のダメ出しを今後の商品改善に取り入れていきたいと思います」と意欲を新たにしたようです。

 

他にもMEGAドン・キホーテ渋谷本店で寄せられた「味が薄いし、パッケージの写真が美味しそうに見えない」(30代男性)、「1袋の小袋の量を多くして欲しい。アーモンドが足りない」(40代女性)といった実際の顧客の声も公開されました。

 

↑実際の顧客から寄せられたダメ出しも公開された

 

続いて高橋親子はワイヤレスヘッドホン一体型VRゴーグルを装着し、ジェットコースターのVR映像を堪能。真麻さんは「VRの迫力はもちろんですが、音が完全に世界に入り込みます。これは凄い!」とすっかり興奮し、ダメ出しはない様子でした。

 

↑ワイヤレスヘッドホン一体型VRゴーグルを体験する高橋真麻さん

 

最後に高橋親子は「新たなドン・キホーテの門出に期待しています。これからも娘や孫と買い物を楽しみたいと思います」(英樹)。「より安い価格でより良い商品を届けようとする企業努力は立派だと思います。今後、娘の成長に伴って必要なものが増えてくるので楽しみにです。ダメ出しも忘れずにしていきます(笑)」(真麻)と、「情熱価格」刷新を行うドン・キホーテにエールを送りました。

↑最後に商品開発担当の亀岡利真氏とアクリル板ごしに肘で握手をする高橋英樹さん
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