筆者は、完全リモートワーク体制になり早1年半。省スペースと安さだけで選んだ机とイスでリモートワークをしていましたが、2~3時間同じ体制で仕事をしていると肩は凝るわ、お尻は痛くなるわで体が悲鳴をあげる日々。だましだまし使い続けるも肩こりからの頭痛、長時間体にあわないイスで座り続けることによる腰痛が悪化し、「こりゃいかん」とばかりにリモートワーク快適グッズを検索。
そこで見つけたのがアメリカ発の、体にフィットする魔法のソファ「Yogibo(ヨギボー)」。2014年に日本初上陸し、現在全国に約70店舗も展開する大人気のブランドですが、「快適すぎて動けなくなる魔法のソファ」なんていわれているソファで仕事したら、快適すぎて仕事しなくなっちゃうんじゃ? と疑心暗鬼。
試しに通販サイトのレビューを読んでみると「何時間でも座っていられる」「姿勢がよくなった」などなかなかの高評価。これは気になりすぎるとばかりに、リモートワークおすすめグッズをおススメされるままトータルで揃え、実際に仕事をしてみました。
【その1】変幻自在のヨギボーマックスで体勢を整える
商品が届いて、まずびっくりしたのが大きさ。身長158cmの筆者の頭一つ分大きく、かつなかなかの重さ。CMや雑誌のようにダイブしてみると頭のてっぺんからつま先まですっぽり。ダイブした瞬間、「快適すぎて動けなくなる魔法のソファ」のキャッチコピーに激しく納得。体にピタっとフィットしてしっかりホールドするもんだから動けなくなるんです。
ビーズが磁石みたいに体にまとわりつくのか? と思いきや、フィットする秘密はカバーにあるのだとか。アメリカで特許出願中の特殊な繊維技術で作ったカバーは圧力がかかった瞬間に体にフィットする優れもの。試しに体を芋虫のようにウゴウゴと動かしてみるとヨギボーマックスも体の形にウゴウゴと動き、常にフィッティング。これじゃ、離れようたって離れられない!
ヨギボーマックスだけで、ベッド、ソファ、チェア、リクライニングの役割を果たす、まさに魔法のソファ。仕事で使うならチェアでしょと、早速ヨギボー公式YouTubeを参考に一旦、縦に置き、ヨギボーマックスと並行に立ってから、すぽっと腰を落としてみると、背もたれ付きのチェアに変身。完全にもたれると倒れてしまいますが、そっと寄り添う程度であればしっかり背もたれの役割をしてくれます。浅く腰かけてみたり、深く腰かけてみたり、腰を落とすタイミングを見極めれば自分好みのチェアが出来上がり!
長さが約170cmもあるため、ソファとして横置きすると場所を取りますが、使わないときは立てかけておけば省スペースで保管可能。一人暮らしのワンルームでも問題なく使えます。
【その2】膝の上で手軽にリモートワークができるトレイボー2.0
ヨギボーマックスでのリモートワークのお供にぴったりなのが、万能トレイのトレイボー2.0です。
竹素材でできたテーブルは滑らかな触り心地。放熱性に優れているため、8時間以上ノートPCを稼働してもまったく熱くならないのがポイントです。テーブルを支える足の代わりに、ヨギボーマックスにも使われているビーズクッションがトレイ裏に付いています。
最初にヨギボーマックスを自分好みのチェアに整え、膝の上にトレイボー2.0をのせるだけでリモートワークのスタンバイOK。背中とお尻のフィット感はもちろんのこと、トレイボー2.0のビーズクッションも膝の上でジャストフィット。写真は少し窮屈そうに見えますが、窮屈どころか快適さマックス。この体制で4時間ぶっ続けで原稿を書きましたが、肩、腰の痛みがないばかりか全く疲れないんだから驚き!
快適すぎてダメ人間になるどころか体が痛くならないので集中力がアップ。長時間座ってもお尻が痛くならないから、トイレに行くのも忘れるほど。PC作業以外では、ソファに座ってテレビを見るときに茶菓子やマグカップを置くテーブル代わりにもなります。今までソファに座るとマグカップを置く場所がなく、いちいち遠くにあるテーブルに置いていましたが、トレイボー2.0がお家に来てからは膝の上におけるのでストレス知らず。
また、本を読んでいるとき、気に入った文章や文言をすぐメモするメモ魔な筆者は、トレイボー2.0の上で本を読むと、メモが書きやすいといううれしい効果も発見。