雑貨・日用品
2024/11/19 20:30

「におい」を徹底的に閉じ込める! 元救急救命士が考案した「非常用トイレ(防災・備災)」

Flightは「元救急救命士が企画!実体験をもとに製作した新たな非常用トイレ【防災・備災】」を、「Makuake」にて予約販売中。11月29日まで。

 

元救急救命士が作る、被災した人々の心に寄り添う防災・備災ブランド「ヨカレカシ」の、Makuake第1弾の商品です。

 

記事のポイント

日本であっても、災害時はトイレが使えなくなることがあります。Flightの発表資料によると「人の平均トイレ回数は、1日に約5回」。生理現象なので、我慢するのは難しい……。
そうした時に悩まされるのが「におい」。この「非常用トイレ」は、においを閉じ込めることを徹底しています。11月19日は「世界トイレの日」なので、ぜひ防災・備えについて考えを巡らせてみては。

 

Flightの田中謙二代表取締役が救急救命士として働いていたころ、現場活動をする上で困ったことの1つが「におい」でした。便の処理をせず、放置したままの現場では、鼻を突くような強い異臭が……。一般的な袋やポリバケツのみでは、臭いの封じ込めは出来なかったと言います。

 

この非常用トイレは、そうした実体験をもとに、ストレスの原因となる「におい」を閉じ込めることに徹底してこだわり、制作されました。

 

国産杉を活用した、杉木粉配合の凝固剤「木粉凝固パウダー」でにおいを抑え、さらに「特殊構造フィルムの防臭袋」でブロックします。排泄後、パウダーを投入すると約20秒程度でさっと固めてくれます。

↑家庭用の袋では使うことがない樹脂(エンジニアリングプラスチック)を使用した特殊フィルム

在宅避難をする上で、必要な備えは最低でも3日分(可能であれば1週間分)とのこと。人の平均トイレ回数は、1日に約5回なので「ヨカレカシ」非常用トイレ(50回分)が1箱あれば、ひとまず安心だと言います。

 

サイズは大きめの書籍ほどで、トイレの棚にもなじみます。グレーとブルーの2色は「救急救命士の制服」をモチーフにしています。

 

Flight
ヨカレカシ「非常用トイレ」
価格:5253円(税込、非常用トイレ50回分×1の場合)