ドーナツは数あれど、ふわっととろけるような食感のものといえば「クリスピー・クリーム・ドーナツ」。2006年の日本初上陸時は大行列になった一大ブランドですが、この12月で上陸10周年に。それを記念して、これまでにない新作が11月1日より発売されます!
最新作はアンタッチャブルなおいしさ!
その名も「Brulee Glazed(ブリュレ グレーズド)」という2種類のドーナツ。先述したふわとろのドーナツは「オリジナル・グレーズド」という1937年の創業時から変わらない傑作ですが、今回の新作はそれを超える逸品といえるでしょう。
なぜなら、79年間不動の人気を誇ったNo.1商品を、初めて日本向けにローカライズ化したものだからです。しかもそのレシピが極めて大胆。なんと、ドーナツをコーティングしているグレーズドをバーナーで炙り、キャラメリゼ(おいしく焦がす)することでクレームブリュレのように仕上げるのです。
さらに、この生地のなかにクリームなどを入れた商品となりますが、味わいとともに内容も紹介していきます。ひとつは「ブリュレ グレーズド カスタード」。こんがりと香ばしく、ザクっとした生地は驚きの風味と食感です。濃厚なミルクとバニラビーンズの合わさったリッチなカスタードクリームがたっぷり入っていますが、なかの生地もふんわりしているので、とろ~りとしたクリームと相まって激ウマ!
もう一方の「ブリュレ グレーズド アップル」は、爽やかで酸味のある「グラニースミス」というりんごを使用。これに発酵バターを加えた風味豊かなフィリングがぎっしり。カラメルのほろ苦い香ばしさとりんごの甘酸っぱさが絶妙にマッチした、大人の味わいです。
行列店からの転換をはかるKKDJに期待大!
個人的にビックリしたのは生地の食感。予想をはるかに超える“ブリュレ度”で、カチンコチンになった表面の固さは、まるで本物のクレームブリュレのようでした。その証拠に、プラスチックのフォークでドーナツを食べようとしても、コーティングされたグレーズドにしっかりと守られていて歯が立ちません。
もちろん噛めばしっかりと味わえるのですが、ひと口目の「ザク」っとした食べごたえと、なかのとろけ具合のコントラストは衝撃的なメリハリ。個人的には、数年前に一世を風靡したクロワッサンドーナツ以上のインパクトです!
しかも、とろとろのクリームやフィリングが入っているのでおいしさは格別。これは食べてみないと絶対わからないので、ぜひご賞味いただきたいと思います!
なお、クリスピー・クリーム・ドーナツ・ジャパン(KKDJ)としては上陸10周年を迎えて、これからは”行列のできるドーナツショップ”から”日本で長く愛されるブランド”を目指していくとか。
親子で楽しめる設計の店舗を増やしたり、話題の宅配「UberEATS」で届けるサービスを展開したり、お土産向けの商品を開発したりと新たな試みを進めていくそうです。ブランド誕生80周年を迎える来年にはアニバーサリー企画も考えているそうで、今後の展開に期待したいところですね!