エンタメ
2015/12/23 13:54

【徹底比較】Netflix、dTV、U-NEXT、Hulu、Amazonプライムビデオならどれを選ぶべき?

見放題サービスは多種多様

NetflixやAmazonプライムビデオなど、ここ最近参入が相次いだ定額制動画配信サービスですが、周囲からは「定額制動画配信サービスはいっぱいあるけど何が違うの?」、「自分の利用方法に合ったサービスがどれかわからない」といった声をよく耳にします。定額を支払えば映画やドラマといったコンテンツが見放題となる点は共通ですが、料金や配信動画数の違いのほか、様々な独自サービスを提供することで各社が差別化を図っています。自分にあったサービスを選んで、見放題サービスを骨の髄まで楽しみましょう。

 

ほとんどのサービスが月額1000円

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月額利用料金で最も安いのはdTVの500円、最も高いのはU-NEXTの1990円となっています。ただし、dTVはアニメ見放題のdアニメストア(月400円)も合わせて加入すれば月900円。一方U-NEXTは、新作映画や最新ドラマなどの視聴に使える1000円分のPPVポイントが毎月付与されますので、見放題料金は月990円と考えることができます。Netflixは画質や同時視聴デバイス数によって650円~1450円と開きがありますが、フルHDテレビでの視聴を前提とすれば950円のスタンダードコースが一般的でしょう。つまり、ほとんどの見放題サービスは月額1000円くらいを目安に料金が設定されているのです。

 

しかし、このなかでAmazonプライムビデオだけは全く異なる料金設定となっています。Amazonプライムビデオは、同社の有料会員サービス「Amazonプライム」(年3900円/税込)に加入すれば追加料金不要で利用できるため、もともと会員だった人なら実質無料で見放題となります。Amazonプライムビデオは単体のサービスではなく、有料会員を集めるためのオプションサービスのような位置付けとなっています。

 

続いて、各社のサービス内容を詳しく見てみましょう。

 

オリジナルの国内ドラマや音楽系コンテンツを楽しむならdTV

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dTVはエイベックスが運営(提供はNTTドコモ)している動画配信サービスです。もちろん、NTTドコモのユーザーでなくても利用することができます。コンテンツは、「闇金ウシジマくん」や「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN 反撃の狼煙」といったオリジナルドラマのほか、三代目 J Soul BrothersやAAAなどのアーティストのライブ映像など、音楽コンテンツも充実していることが特徴です。

 

1つのアカウントにつき5台のデバイスまで登録でき、PCやスマホ・タブレット、STB「dTVターミナル」などで視聴可能。ただし、複数のデバイスでの同時視聴はできません。スマートフォンやタブレットではオフライン視聴にも対応しているので、見たい作品を自宅の無線LAN経由でスマホにダウンロードしておき、外出先では通信制限を気にせずにコンテンツを楽しめます。

 

海外ドラマを見たいならHulu

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日本国内で早い段階から見放題サービスを開始してきたHuluは、海外ドラマの品揃えに定評があり、「海外ドラマと言えばHulu」というイメージを持っている人も多いでしょう。最新の海外ドラマをいち早く国内で配信したり、日本初登場の作品を多数ラインナップしたりするなど、海外ドラマファンにはたまらない内容となっています。

 

また、2014年に国内事業が日テレ傘下になったことを受け、日テレ系のドラマやバラエティ番組といった国内コンテンツも充実してきています。最近では、年末の人気番組「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!! 絶対に笑ってはいけないシリーズ」の過去放送分を一挙配信するなど、海外ドラマ好き以外にもアピールするようなコンテンツが増えています。

 

視聴可能なデバイスは、PC、TV、スマホ・タブレット、ゲーム機、各種STBなど非常に多く、またデバイスの登録台数制限もありません。ただし、複数のデバイスからの同時視聴には対応していません。また、基本的にストリーミング再生のみのため、オフライン視聴にも非対応となります。

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最新作品を見ることが多い人におススメしたいU-NEXT。雑誌読み放題も魅力的

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U-NEXTの大きな特徴は、PPV(ペイ・パー・ビュー)作品視聴に使えるU-NEXTポイントが毎月1000ポイントもらえること。見放題の対象外となる新作映画もポイントを使って見ることができるので、「見放題には新作映画がないからチョット……」と敬遠していた人におススメです。また、ポイントは映画のチケット購入などにも利用できます。

 

もうひとつの特徴は、U-NEXTのスマホ・タブレット向けの電子書籍サービス「ブックサービス」のうち、週刊誌やファッション誌などの雑誌が読み放題となること。対象は最新号のみですが、追加料金不要での読み放題サービスは他にはない特典です。付与されるポイントを使ってコミックや書籍を読むことも可能です。このほか、見放題の成人向けコンテンツを取り揃えているのもU-NEXTだけの特徴となっています。

 

視聴はスマホやPCなどの各種デバイスに対応しているほか、アカウントを最大3つまで無料で追加できる「ファミリーアカウントサービス」により、家族それぞれが自由に動画を楽しめます(複数デバイスでの同時視聴可能、ただし同一作品の同時視聴はできない)。ダウンロードによるオフライン再生にも対応しています。

 

U-NEXTの超簡単解説&お得TIPS記事はコチラ

 

Amazonユーザーなら迷わず登録したいAmazonプライムビデオ画像5

Amazonプライムビデオは、前述の通り、Amazonの有料会員向けの特典の1つという位置づけのため、配信作品数などは他に比べて少なめですが、お急ぎ便無料や会員限定の先行セール、さらには100万曲以上が聴き放題の「Prime Music」など様々な特典が用意されているので、普段からAmazonで買い物をする人なら選んで損はないでしょう。プライムビデオ視聴だけが目的だとしても、月325円と考えれば割安と言えます。

 

Amazonは独自コンテンツの制作にも力を入れており、ハリウッド俳優のガエル・ガルシア・ベルナルが出演する「モーツァルト・イン・ザ・ジャングル」や、アメリカで複数の賞を受賞した「トランスペアレント」など、Amazonでしか見られない作品も用意されています。

 

対応デバイスは、Fire TVやFire TV StickなどのAmazonデバイスのほか、スマホやPC、ゲーム機など。1つのアカウントでの同時視聴は2台までで、同一作品の同時視聴は出来ません。ダウンロードによるオフライン再生にも対応しています。

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他では見られないオリジナルコンテンツが自慢のNetflix

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Netflixは米国発の動画配信サービスで、日本国内では2015年9月にローンチしたばかりのニューフェイスですが、加入者数は世界全体で6200万人、そのうち米国内だけでも4100万人強としており、“動画配信の巨人”とも言われています。

 

その最大の特徴は、独自コンテンツのクオリティの高さで、米国でTVドラマ界のアカデミー賞と呼ばれるエミー賞を受賞し、Netflixの名を世に知らしめた「House Of Cards」(邦題:ハウス・オブ・カード 野望の階段)を筆頭に、国内においても「テラスハウス」の新作や、地上波でも放送された桐谷美玲主演のドラマ「アンダーウェア」など、多くの独自作品をラインナップ。現時点での配信作品数はそれほど多くありませんが、今後強力なキラーコンテンツを揃えてくることは間違いなく、今から注目しておきたいところです。

 

対応デバイスはスマホやPC、テレビ、ゲーム機などで、同時視聴可能数は契約プランによって異なります(ベーシックは1台、スタンダードは2台、プレミアムは4台まで)。ダウンロードによるオフライン再生には対応していません。

 

Netflixの超簡単解説&お得TIPSはコチラ

 

以上から各社の動画配信サービスが、実はそれぞれに個性的な特徴を持っていることがお分かり頂けたでしょうか。自分のライフスタイルに合ったサービスを選べば、よりお得にコンテンツを楽しむことができます。ほとんどのサービスが1か月間無料で楽しめるので、まずは試してみるといいと思います。

 

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※料金は特に記載がないものはすべて税抜価格です