2017年3月にリニューアルされた森永乳業のカップアイス「MOW」。実は、このMOWには公式ファンクラブが存在することをご存じでしょうか? 公式コミュニティサイト「MOW CLUB」は、ファン同士でMOWのおいしさを語り合ったり、自分で考えたアレンジレシピを投稿したりと、ファンが交流を図ることができる場として提供されています。
今回は、この「MOW CLUB」の会員のなかから、抽選で選ばれたファンが招待された「MOW マリアージュ・パーティー」に、GetNavi webのアイス連載でおなじみ声優の前田玲奈さんに潜入して頂きました。ディープなファンが集まったパーティーでは、果たしてどのようなことが行われているのか、潜入レポートをお届けします。
乾杯で華やかなパーティーがスタート
MOW CLUBによるファン向けイベントは、今回が3回目。これまでに、座談会や親子でのMOW作り体験会などが開催されてきましたが、今回のようなパーティー形式は初めての試みとのことです。冒頭では、いきなりシャンパンタワーが登場し、注がれたノンアルコールのシャンパンで乾杯すると、会場は一気に華やかなパーティームードに。
まず初めに、以前に同社に潜入調査を行った際にお話しを伺ったMOWマーケティング担当の蓮沼裕二さんと、MOW開発担当の齋藤達哉さん、飯田真梨子さんが登場。MOWの原料や製法、包装のこだわりについて、丁寧に解説を行ってくれました。
開発の飯田さんは、この8月21日に発売されたばかりの新製品「MOW エチオピアモカコーヒー」の開発を担当。この商品が出来上がるまでに、通常の2~3倍の試作を行ったことなど、開発の苦労話を語ってくれました。
この「MOW エチオピアモカコーヒー」は、単一産地のコーヒー豆を使った“シングルオリジン”にこだわり、豆から抽出したコーヒーエキスと、豆を微粉砕したコーヒーパウダーを配合。モカコーヒーならではの華やかな香りと酸味を感じる味わいが楽しめるようになっています。
ちなみに、このエチオピアモカコーヒーはイベントの数日前に発売されたばかりにもかかわらず、会場にはすでに購入して食べたという方が数名いらっしゃいました。これには、新作アイスが大好きな前田さんもビックリ! さすが熱心なMOWファンが招待されたイベントだと感心していました。
自作レシピでマリアージュに挑戦
MOWのこだわりを学んだあとは、テーブルごとのチームにわかれて、テーマにあったMOWのアレンジレシピを作る“MOWマリアージュ”のコーナーです。MOW CLUBのサイトでは、会員からの投稿による様々なアイディアレシピが紹介されていますが、それをこの場で考えて実際に作ってみようというもの。テーマは、「朝MOW」「昼MOW」「夜MOW」の3つからくじ引きで選びます。
前田さんが引き当てたテーマは「夜MOW」。「働く女性が、仕事のあとに自分へのごほうびとして食べたいプレミアムなアイスをイメージして作ってみたいと思います」(前田)。ということで、まずはイメージ図を描いて、15種類のうちどのアイスを使うのか決めます。
イメージが固まったら、さっそくアイス作りにとりかかります。前田さんがメインに選んだアイスは、新作の「エチオピアモカコーヒー」と、2016年12月に発売された「イタリアンマロン」、2015年7月発売の「ホワイトミント」(いずれも現在は販売されていません)の3つ。この3つのアイスを中心に、プリンやナッツ類をトッピングしていきます。
できあがったアイスはこちら。MOWマーケティング担当の蓮沼さんに試食して頂いたところ、「ナッツ類をたっぷり使っているので、食感に変化があって食べごたえありますね。『ホワイトミント』が効いているので、さっぱりした仕上がりです」と、お褒めの言葉を頂きました。前田さんも、自分で作ったアイスを食べて、「おいしい~」とアッという間に完食してしまいました。
各チームが作ったアイスはいずれも劣らぬ力作揃い。これらの作品は、今後MOW CLUBに掲載される予定とのこと。
前田的オススメMOWは……?
アレンジレシピを完成させたら、残りはフリータイム。用意された15種類のMOWを自由に選び、好みのトッピングをして食べることができます。用意されたなかには、すでに販売終了となったものや生協宅配専用の「MOW 3」など、普段はなかなか食べられないものも用意されており、MOWファンのみなさんも熱心にアイスを選んでいました。
前田さんも、さっそく色々なフレーバーのMOWを選んで食べ比べ。「私、普段はアイスはひとつの味を単独で食べるのが礼儀だと思っていたんですけど、色々な味を盛り付けたりトッピングしたりして食べるのも楽しいですね」(前田)
ここで、前田さんが15種類のなかから選んだ、マリアージュに最適なMOWをご紹介。「やっぱり定番の『バニラ』と『チョコ』は、どんなトッピングにもマッチするので外せません。それから新作の『エチオピアモカコーヒー』と、2種類のチーズを使った『ダブルフロマージュ』(現在は販売されていません)も、色々な食材に合わせやすいですね。あと、はじめて食べたこの『MOW 3』は、原材料が国産の乳製品、砂糖、卵だけというシンプルな作りなのに、すごく口どけがよくておいしい! これ、普通の小売店にも置いて欲しい~」(前田)
広報の方に伺ったところ、MOW 3はシンプルな材料で出来ているぶん、溶けやすいので宅配専用という販売形態にならざるを得ないとのこと。生協を利用されている方は、見つけたらぜひ購入してみて下さい!
記念撮影やお土産にファンも大満足
たくさんのMOWを食べて満足したところで、開発担当者への質問タイム。ファンの方からは、「MOWのおすすめの食べ方は?」「これまで試作して商品化されなかった味は?」といった質問が飛び出しました。
前田さんも負けずに、「開発のみなさまの“推しMOW”を教えて下さい!」と質問。開発の飯田さんは、苦労して完成させたばかりの「エチオピアモカコーヒー」、マーケティングの蓮沼さんは茶葉にこだわった「宇治抹茶」、齋藤さんは果物をぜいたくに使った「Special」シリーズの2品をそれぞれチョイスしていました。
イベントの最後には、みんなで記念撮影も。さらに、お土産として森永乳業の商品と保冷バッグがファンの方々にプレゼントされました。この保冷バッグには、本日用意された15種類のMOWから自由に6個選んで入れて持ち帰ることができるとのことで、みなさん熱心にどのMOWを持ち帰るか悩んでいました。
前田さんもお腹いっぱいアイスを食べてご満悦。「これまで食べたことがなかったフレーバーや、つい食べ損ねていた味を食べることができて感激しました! それに、今回のイベントのおかげでトッピングや複数のフレーバーを使ったアレンジの楽しさにも目覚めることができました。これから家でMOWを食べるときは、色々なトッピングにチャレンジしてみたいと思います!」とのこと。
MOWのおいしさをさらに引き出すアレンジ方法や、MOWの開発者との交流など、MOWの提案する楽しさが体験できるファンミーティング。ぜひ、あなたもMOW CLUBの会員になって、MOWの楽しさを家族や友人、ほかの会員の方々と共有してみてはいかがでしょうか?
森永乳業「MOW」製品サイト http://mow-ice.jp/
「MOW CLUB」 http://www.beach.jp/community/MOW/index