スペック面よりも外装の美しさに比重を置いているドレス・スポーツウオッチ。購入を考えているモデルがあるのなら、ぜひ“細部の作り”から判断してみてください。どのような仕上げや加工と相性が良いのか、オススメのモデルと一緒にご紹介します。
ケースの鏡面に歪みがないこと
理想的なドレスポは、そのアイデンティティであるスタイリッシュな美しさを追求したモデル。見極め方は、まずケースに施したポリッシュ面に歪みがないことが重要です。植字インデックスのポリッシュや針のバリ取りがきっちりと施されているかでも外装の美しさは変化。光沢のある特殊素材を使用するのも高いポイントです。
光の輝きを最大限に生かす世界最高峰の研磨技術
高精度と不変の美を追求するGSが誇る定番ラインの39㎜径シンプル3針。MEMS技術で製造したアンクルとガンギ車が優れた耐久性を発揮。週末に着けなくても安心の3日間パワーリザーブも確保しています。
【ココが本気!】マッシブなリューズガード
力強い雰囲気を漂わすリューズガードは、リューズへの衝撃を防ぐと同時にスポーティな印象に仕上げられています。ケース厚はスーツの袖口にも余裕で収まる12.1㎜。ラグは腕に沿うような、なだらかな形状です。
【ココが本気!】多面体カットのインデックス
光の反射による視認性を確保するため、インデックスを立体的にダイヤカット。これにより腕元がキラっと輝きます。
ブルーセラミックで高級感を劇的アップ
セラミック製逆回転防止ベゼルとサンレイ仕上げ文字盤のブルーを統一することで、洗練されたスタイルを強調したダイバーズウオッチ。力強い形状の時分針とテーパー状のインデックスは、1957年の初代モデルから踏襲しています。
【ココが本気!】美しいセラミックベゼル
艶やかな質感が特徴のセラミック素材を採用。このモデルは深みのあるブルーを取り入れてより高級感を追求しています。
【ココが本気!】伝統的なメッシュブレス
1950年代に流行したミラネーゼブレスレットとは一線を画す作り。重厚感がありながらも装着感は快適!
今回ご紹介した2本は、まさに正統派ラグスポの好例。グランドセイコーは、光の美しさに焦点を当てたデザインで、ケースやラグだけでなく、リューズのわずかな面までも超鏡面に仕上げています。ブライトリングはブルーセラミックで美しさを際立たせる一方で、伝統のミラネーゼブレスレットを巧みに取り入れたアプローチが絶妙。
両者とも存在感があり、なおかつ美しい仕上げを存分に楽しめる逸品でしょう。