「セブン!セブン!セブン! セブン!セブン!セブン!」
これを見て、すぐにウルトラセブンを思い浮かべた人に朗報です。2017年は、ウルトラセブン放映開始50年記念のメモリアルイヤー。これを記念して、スイス時計ブランドのフォルティスがウルトラセブンとのコラボレーションウオッチを製作しました。それにしても、なぜフォルティスなのか? その理由を、時計の特徴ととともに取り上げていきます。
フォルティスとウルトラセブンを結びつけるキーワード。それは「宇宙」
ウルトラセブンは、1967年10月1日からテレビ放映された特撮作品「ウルトラセブン」のヒーロー。M78星雲・光の国から地球に訪れ、宇宙からの侵略者と戦った正義を守る宇宙人です。全49話をすべて覚えていなくても、いまもその姿を思い浮かべることができる人は多いはず。
そんなウルトラセブンが、なぜスイス時計ブランドのフォルティスとのコラボレーションすることになったのでしょうか。
フォルティスは、国際宇宙ステーション(ISS)に向けて飛び立つ宇宙飛行士の公式装備品のサプライヤーをはじめ、数々の宇宙開発に貢献してきたブランドです。そして、ウルトラセブンは宇宙からやってきた正義のヒーロー。
この「宇宙」という共通のテーマを持った両者が、時空を超えてコラボレーションした腕時計が、「ウルトラセブン リミテッド by フォルティス」なのです。
じっくり見るほどに発見がある特別仕様の数々
フォルティスが作り上げたコラボウオッチは、2016年に新設計した直径41mm×厚さ10.76mmのステンレススチール製ケースを採用。文字盤には地球防衛軍・ウルトラ警備隊(TDF-UG)のロゴマークが配され、秒針の根元にはウルトラセブンでおなじみのアイスラッガーがかたどられています。
時間表示のインデックスは、“7”だけ赤いアラビア数字に。これはもちろんウルトラセブンをイメージしたものです。そのほかのバーインデックスには夜光処理が施されており、暗所でブルーに光ります。なお、12時位置のみ三角マークにしているのは、パイロットウオッチのデザインに倣った意匠です。
裏を返せば、ガラス越しにムーブメントの造形が確認可能。ゼンマイを巻き上げる回転錘にはウルトラセブンのシルエットがデザインされており、あたかもウルトラセブンがゼンマイを巻き上げるかのよう。ここには、シリアルナンバーも刻印されます。
このようなデザイン的なこだわりもさることながら、スペックは信頼性抜群のスイスメイドで、曜日表示は英語とドイツ語が選べるフォルティスらしさも残されています。さらに嬉しいのは、赤とグレーのストライプが目を引くナイロンストラップが1本付属する点。これで価格は17万2800円。
50本の日本限定という希少モデルなので、ファンによる争奪戦は必至でしょう。
フォルティス本国公式サイト https://www.fortis-swiss.com