今年で10周年を迎える東芝レグザは、その節目の年に相応しい最新の4K対応液晶テレビ「Z700Xシリーズ」と「M500Xシリーズ」を発表しました。久しぶりテレビの新製品発表会のうえ、発表会は社外の会場ということで、東芝のレグザにかける意気込みを感じました。
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6チャンネル分の番組を同時に表示! さらに高画質になった東芝 4Kレグザ「Z700Xシリーズ」
Z700Xシリーズはすでに発売しているZ20Xシリーズの次のクラスとなるミドルクラスモデルです。Z20Xと同じ「4Kレグザエンジン HDR PRO」と全面直下LEDバックライトを使用し、明るい場所はより明るく、暗い場所はより暗く表示できるコントラストの高さがウリです。
タイムシフト機能に加え、最大6チャンネルの地デジ番組を一度に表示できる「まるごとチャンネル」も搭載しております。
Z20XがVRパネルを使用しているのに対して、Z700XはIPSパネルを使用してます。広視野角が特徴のIPSパネルなので、リビング置きをしてさまざまな角度から観る機会がある場合の設置には最適です。
発表会にはひかりTVを運営するNTTぷららの坂東社長と定額制VODのNetflixのグレッグ・ピーターズ社長も登場。4Kや4K HDRコンテンツの充実度をアピールしていました。
レグザと言えば、出演者名や番組名で検索できる便利機能「みるコレ」が特徴的ですが、Z700Xにもその機能はしっかり搭載されています。Z700Xから新たに動画配信サービス「dTV」にも対応するようになったので、より一層横断的に番組を探せるようになりました。
録画した番組や放送中の番組、VODやYoutubeまで、見たい番組を横断的に検索できる「みるコレ」機能がバージョンアップ。dTVにも対応するようになりました。
同時に発表されたM500Xシリーズは、価格を抑えた4K対応のリーズナブルモデルです。エンジンは「4KレグザエンジンHDR」で、チューナー数も少ないですが、画質面ではHDRに対応しており、4K映像を観るのに十分な実力を誇っています。「みるコレ」も、当然dTVに対応しております。
発表会場には参考出品として8Kレグザも展示されていましたが、圧倒的な描写力に圧巻のひとこと。近づいてもピクセルの粗が見えない精細感に驚きです。
他にもベゼルからスピーカーネットまで真っ白な「4Kレグザホワイトエディション」も確認できました。他社品も含め、4Kテレビでは初のホワイトモデルだとか。リビングになじみそうなデザインで人気が出そう。
2006年モデルのレグザと最新のレグザを比較展示したコーナーも。10年間の画質の進化が見てとれます。
4K HDRによる高画質、高コントラストの映像表現はもちろん、「みるコレ」などの使いやすさのどちらも併せ持つ新レグザ。地デジ切り替えやエコポイントで湧いた2009年から7年が経過し、そろそろテレビの買い替え時期であることは間違いないので、進化したレグザの4Kテレビを選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。
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