今回は太平洋に面し、清流が流れる高知県のご当地グルメを紹介します。「カツオのたたき」で有名な高知県ですが、それだけではありません。もちろんカツオと言えば削り節ですが、そこで終わらないのがご当地グルメです。芋菓子と言えば……な一品や、高知県のあの果物を使ったロングセラードリンクなど超おススメグルメをピックアップしました。
[1品目]
ふわふわと柔らかい、貴重なメヂカ(ソウダガツオ)の削り節!
新谷商店
卵かけご飯専用 極上宗田節
卵かけご飯といえば日本の朝食の定番です。朝は納豆やたまごをご飯にぶっかけたものをかきこんで終わり、という忙しい方も多いと思います。ところで卵かけご飯を食べる時ってどうしていますか? めんつゆとか、最近では卵かけご飯専用の醤油などもありますね。実は、さらにかつお節を乗せると、とっても美味しいのです!
この商品は、卵かけごはんが大好きな方にぜひお勧めしたい、なんと“卵かけご飯専用”の削り節です。コクがあってふわふわとマイルドな口当たりの宗田節、芳醇な香りで「かきこんで終わり」のいつもの卵かけご飯がワンランクアップ。ちょっと贅沢な朝食を演出できます。
量が少ないように見えますが、ぎゅうぎゅうに詰め込んであるので、開けるとびっくりのボリューム感。たっぷりかけて楽しめます。378円(参考価格)。
[2品目]
高知・四万十川の流域より贈る、定番おやつの芋けんぴ
南国製菓
芋けんぴ
半世紀前から四万十町にて芋菓子や米菓子を作っている株式会社南国製菓が作る「芋けんぴ」です。高知の四万十川といえば有名な清流ですね。この流域は豊かな食材の宝庫であり、そんな土地で育まれたさつまいもを使って作ったのがこの商品。高知名物のひとつでもあります。
これでもかというくらい深部までカラメルが浸透した細切りさつまいもは柔らかいながらも歯ごたえがあり、そして甘さの奥からおいもの香りがたちあがってきます。「もともと甘いものを更に砂糖まぶして甘々にした」お菓子って、食べると幸せな気分になりますね。コンビニに行くと手ごろなスイーツが簡単に手に入る時代ですが、こういう素朴な味わいのスイーツもいいな! と思わせてくれる逸品です。409円(参考価格)。
[3品目]
「子どもにおいしい栄養を!」という思いから作られた30年のロングセラー
馬路村農業協同組合
缶のごっくん馬路村
高知の東側にある馬路村。ここはもともと林業が盛んな地域でしたが、時代の流れから林業に代わる産業としてゆずの栽培に取り組み始め、そして今では日本一のゆず生産量を誇っています。ゆずの木々が並び、ゆずの花の芳香が漂う道――かつて木材を運んた鉄道が通っていた場所は「ゆずロード」と呼ばれ、今や観光地としても有名です。2017年には日本遺産にも認定されました。
そのゆずを使って、大人はもちろん子どもにも喜んでもらえるような飲料を作ろう、という思いから「ごっくん馬路村」は作られました。村を流れる安田川の水とはちみつ、そしてかぐわしい香りのゆずという組み合わせ。蓋を開けると、柚子の香りがふわっと広がります。さっぱりとしたやさしい甘さで飲みやすく、ゆずの美味しさを再確認できるドリンクです。180ml入り129円(参考価格)。