本格的なお店の味を楽しめる“テイクアウト”。料理の支度をする手間が省けて、時間のない現代人にとっては大助かりです。また近ごろはさまざまなお店で「お持ち帰り」システムが導入されたため、幅広いテイストの料理が自宅で味わえることに。この記事では続々と増え続けるテイクアウト商品をターゲットにして、皆さまにご紹介していきます。
●「半熟玉子カルビ丼」(吉野家)
お腹が空いたときに無性に食べたくなる「牛カルビ」。今回は吉野家の「牛カルビ丼」に半熟玉子をプラスした「半熟玉子カルビ丼」を、660円でテイクアウトしてきました。食欲をそそる牛カルビに半熟玉子が加わると、どんな味わいになるのでしょうか。
カルビ丼“本体”と半熟玉子は別の容器で提供されるので、持ち帰り中に混ざってしまう心配は不要。容器に入ったままでも、カルビの香ばしい匂いが外に漂っています。ふたを開けてまず目に飛び込むのが、香ばしいつやのあるカルビ。肉の上にはネギがどっさり乗っかっているので、ネギ好きならこれだけでも大喜びできそうですね。美味しそうな焼け目のついたカルビを、早速食べてみましょう。
まずは半熟玉子を丼に投入。箸でつぶすと、とろっとした黄身がネギとカルビに染みこみます。ご飯とカルビをすくい、そのまま一口。まず感じるのは、カルビの圧倒的な牛肉感です。薄切りながらしっかりとした歯ごたえと味の濃さで、ご飯がどんどん進みそう。そこに半熟玉子のとろとろ感と、カルビによく合ったタレの風味が追い打ちをかけます。牛肉のジューシーな味わいと半熟玉子の甘みが口の中で交わり、丼ものらしい濃厚さが楽しめました。
また、たっぷり敷かれたネギのフレッシュな食感も良いアクセントに。タレがよく染みているので、ネギ単体でも美味しく食べられます。もう少し刺激が欲しくなったら、付属のコチュジャンソースを使ってみましょう。半熟玉子の甘さにコチュジャンの辛味が混じりあい、さらなる奥行きを演出します。途中で味変するのもアリですが、辛党の人は初めから入れてもいいかもしれません。
王道のカルビ丼を、ちょっぴり豪華に味わい尽くせる「半熟玉子カルビ丼」。実際に食べた人からは、「タレが本当においしくてご飯がすすむ!」「半熟玉子がいい仕事してると思う!」「ガッツリ食べたいときによく頼む。並サイズでも十分に満足感がありますよ」と評判の声が上がっています。王道カルビをより贅沢に味わいつくす一品を、ぜひ味わってください。