昨今、料理の味付けに欠かせない調味料が驚きの進化を遂げています。それだけで食が進む「ごはんのおとも」も、常に進化し続ける調味料のひとつ。ここでは想像を超えるインパクト大の2品を、フードアナリストがレビューします。
フードライター
中山秀明さん
内外問わず、食のトレンドに詳しい。対象は幅広く、米、弁当、おにぎりなどごはんに関する取材も多数。
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【その1】香ばしいザクザク感が絶品！予約必至のオイル調味料
阿部幸製菓
新潟発 柿の種のオイル漬けにんにくラー油（160g）
実売価格864円
新潟名産の柿の種を、適度な辛味とうまみのラー油調味料に。揚げたガーリックやオニオンのほかに砕いた柿の種も入り、香ばしさとザクザクとした食感が絶品です。人気が高くネットでは数か月待ちに。
【中山’s Review】
ザクザクのピリ辛オイルが美味
上部には柿の種が丸ごと入り、食感は湿気てなくパリパリで驚き！ まずはこれをそのままつまみ、それから下の具材と混ぜて白米の上へ。ザクザク食感とピリ辛な味わいで濃厚なオイルがクセになります。
【その2】本場博多のメーカー渾身の大粒明太子が入ったラー油
かねふく
明太子がたっぷり入った 食べるラー油（110g）
実売価格540円
博多の老舗明太子メーカーならではの一品。瓶内には大ぶりの明太子がゴロゴロと入っており、さらにアーモンド、ごま、フライドガーリックとオニオンが香ばしさを演出。明太子のプチプチ感もたまりません。
【中山’s Review】
味の染み込んだ明太子がウマい
明太子は加熱済みで生ではないのですが、それがゴロっとした食感で美味。味が染み込んでいるため濃厚で、少量でもかなりの存在感ですね。パスタに合わせれば、手軽に個性派明太パスタを作れます。
文／中山秀明 撮影／篠田麦也、我妻慶一 撮影協力／UTUWA