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2019/6/27 21:45

5年連続1位の旅行先は「台湾」ですって! 「台北以外の台湾ガイド」

ハワイ(ホノルル)にしか行ったことがない私。

 

しかも人生初海外は去年でして、ようやくパスポートをゲットした海外旅行ド素人なのですが、最近気になるのが「台湾」。エイビーロードの「海外旅行調査」によると、レジャー渡航先1位は5年連続で台湾だというではありませんか! 5年連続ってすごい。

 

私の周りでも「週末に台湾に行ってきた」とか「台湾の◯◯が美味しかった」とか「台湾のインスタ映えスポット」なんてことを聞いていましたので、興味がどんどん湧いてきたわけです。

 

でも、これだけ人気の台湾ですから、みんなと同じ場所に行くのじゃつまらない! ということで、今回は『台北以外の台湾ガイド』(松田義人・著/亜紀書房・刊)より、ちょっと穴場な台湾オススメスポットを紹介します!

 

【関連記事】
観光客ばかりの場所へ行くだけが旅行じゃない! のんびりゆったり楽しむ旅のススメ。

 

台湾で台北以外といえば?

素人なので、地図を見てわかる台湾での台北以外の場所というと、『千と千尋の神隠し』のファンたちの間でも人気の新北エリアにある「九份(キュウフン)」でしょう。夕方のトワイライトを狙ったツアーなどもあるので、インスタ映えさせたい方には外せないスポット。アクセスは台北の中心地である「西門駅」または「北門駅」から「金瓜石」行きで約1時間20分。もちろんおすすめに書いてあるでしょう〜! と見てみたところ……。

 

ただし、特に休日は観光客でゴッタ返す上、界隈は狭く入り組んでおり、特に夏場はだいぶ蒸します。このことから散策は意外とハードですので、時間、体力ともに余裕を持っての来訪がベターです。

(『台北以外の台湾ガイド』より引用)

 

めっちゃ混むのか〜。

 

もはや定番になりつつありますもんね。仕方ないか(笑)。そんな時には他の場所を探せばいい! 同じ新北エリアで「なにこれ!?」と思った観光地をご紹介します。それが、『新乾華十八王公廟』という場所。めちゃくちゃデカい犬の像があるんです。インスタグラムでも発見したのでご紹介します。

 

どうです?(笑)

 

笑っちゃうくらい大きいでしょ? ここは、17人の海岸遭難者と、彼らを忠実に思い続けた1匹の犬が祀られている場所。台湾版、忠犬ハチ公みたいなイメージでしょうか? 蝶ネクタイもしてて、ちょっと可愛いワンちゃんは新たなインスタ映えスポットになること間違いなしではないでしょうか?

 

 

魅力的な地方をめぐるにはレンタカー?

『台北以外の台湾ガイド』には、普通のガイドブックには掲載されていないような名所が300か所も掲載されています。多すぎ!!(笑)

 

そんな有名な場所をせっかくだからひとつでも多く巡りたいと思ったあなたには、レンタカーがおすすめなんですって。

 

いずれも旅行者ごとに異なる都合により利用する交通手段を考えるのが良いですが、特に地方を巡る際にお勧めなのはやはりレンタカーです。

(『台北以外の台湾ガイド』より引用)

 

さらに有難いことに『台北以外の台湾ガイド』には、レンタカーを借りる前に知っておきたい台湾の交通事情や、運転時の注意事項がこれでもか! ってくらい丁寧に描かれています。ちょこっとご紹介しておきましょう。

 

日本と違うのは「右側通行」、「信号で、右左折の青サインが出ていなくても、進行方向が青であれば、右左折方向の交差点まで進まないと怒られる」くらいで、さほど大差はありません。

(『台北以外の台湾ガイド』より引用)

 

……怒られる! 運転免許を持っていない私なので、助手席担当ですが、日本と交通事業が違うって結構ストレスになりそうですよね? 他にも交通違反についてや、ガソリンの種類なども紹介されているので、レンタカーで台北以外を巡ってみようと考えている人は、交通事情もしっかり把握しておくようにしましょう!

 

 

上級者向け? 台湾の離島

『台北以外の台湾ガイド』には、300以上のスポットが紹介されているので、ここでは全てご紹介しきれないのですが、面白かったのは台湾の離島。日本にいても離島に行く機会ってなかなかないと思うのですが、言葉も通じない見知らぬ国の離島に行くというのはかなりチャレンジャーだなと思いました。

 

でも実は、「台湾のハワイ」と現地の人が言うほど夏のグルメとリゾートが満喫できる離島もあるんだそうです。同じく旅行先として人気のハワイを台湾で味わえるなら、行ってみたいですよね? 一体どんなところなのでしょうか?

 

ポルトガル人が台湾を指して「イラ・フォルモサ(美麗島)」と名付けたことは有名ですが、一方彼らは澎湖を指して「イラ・ペスカドーレス(漁師島)」と呼んだそうです。大小九十にも及ぶ島々があり、ビーチアクティビティの他、絶景やグルメも豊富なので、特に夏場は大人気の観光地です。

(『台北以外の台湾ガイド』より引用)

 

漁師島と呼ばれた、澎湖(ポンフー)ってご存知でしたか?

 

移動は飛行機とフェリーがあるのですが、島内の移動はやっぱりレンタカーか、いっそツアーに参加した方が楽なんだそうです。台湾上級者でも「離島はまだ未経験」と言う方は、まずはツアーで参加してみるのがおすすめかもしれませんね。

 

本当にここで紹介しきれないのが悔やまれるのですが、海外旅行ド素人な私が呼んでも「なにここ!?」なスポットが満載でした。台湾旅行経験者にチラッと「ここ知っている?」と聞いてみたのですが、「どこ?」と聞かれるような場所ばかりでしたので、気になる方は『台北以外の台湾ガイド』を手にとって、新たな台湾の魅力を見つける旅をプランニングしてみてはいかがでしょうか?

 

 

【関連書籍】
関空からLCCで、支払いはドルで、買い物なら11月がお得!――知っておくと損をしないハワイの旅テク

 

 

【書籍紹介】

 

台北以外の台湾ガイド

著者:松田義人
発行:亜紀書房

もう一歩先の台湾へ。せわしない台北を離れて、のんびりと台湾の地方部を巡ってみませんか?九州と同じ面積の台湾本島は一見の旅行者でも巡りやすく、自然豊かなエリアが多くて、各地ごとに異なる文化が沢山!普通のガイドブックには載らない、台北以外の台湾の名所を300箇所以上ご紹介します!

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