アウトドア用グッズが活躍するのは、本格的なアウトドアシーンだけではありません。実は日常生活でも使いやすく、普段使いにぴったりなアイテムも多数。今回は、アウトドア以外でも役立つ機能を持ったグッズを5つご紹介しましょう。
■ソロキャンプの必需品!? 手のひらに収まるランタン「LESCHI」
アウトドア製品のトップメーカー「Industrial Revolution」。同社を代表するブランド「UCO」の「LESCHI(レスシャイ)」は、手のひらサイズのランタン&フラッシュライトです。収納時の大きさがわずか10cmほどで、伸ばした状態でも約13cmしかありません。文字通りの“手のひらサイズ”で驚きです。ちなみに重量は電池を入れた状態で約70g。とことんミニマムなアイテムですね。
無骨な雰囲気がなく、いい意味でおもちゃのような同商品。しかし本体部分のアルミボディは硬く頑丈なため、本格的な素材が使われていることがわかります。防水機能(IPX-5)も備わっているので急な雨が降っても安心。
下部にあるスイッチを押すと、暗闇の中でLEDがパッと輝きました。小さなボディからは想像できないほど明るくて正直ビックリ。スイッチを半押しすると、ハイビーム・ロービーム・ストロボに切り替えることができます。さらにショックコードがついているため、リュックや枝、ポール、自転車のハンドルなど好きなところへ固定することが可能。ライトから手を放したい時など、様々なシチュエーションで役に立ってくれますよ。
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■炙り料理にも使えるな! 使い捨てライターが強力バーナーに早変わりする「ポケトーチ」
新富士バーナーが展開しているアウトドアブランド「SOTO」の「ポケトーチ」は、使い捨てライターがバーナーになる画期的な商品。アメリカのアウトドア市場で最も権威のある“BACKPACKER誌のエディターズチョイス”を受賞するなど、実力は折り紙つきです。
同商品は、レザーケースと使い捨てライター1個がセット。本体の大きさは約60(幅)×23(奥行)×110mm(高さ)で、手のひらほどのサイズ感でした。公式サイトによると、燃焼時間はライター1個で約20分。連続使用時間は1分以内とのこと。また効率燃焼のため、ライターとして使うより使用時間が60%もアップするといいます。炎温度約800度のライターが1300度の強力バーナーになるそうですが、その実力はどれほどのものなのでしょうか。
ヘッドについている着火ボタンを押すと、「ゴーッ」という音と共に青い炎が…! 外でも着火してみたところ、風で火が消えることもありませんでした。5秒ほど連続で着火したのですが、火口と着火ボタンが離れているため手が熱くならない所もポイント。料理に使っているという人も多く、炙り料理にチャレンジしてみるのもアリかもしれません。
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■インドアで使えるアウトドアアイテムをまた見つけた! 缶の温度をキープする「保冷缶ホルダー」
保温・保冷性能に優れた商品を世に送り出している魔法瓶のパイオニア「サーモス」。同社の人気商品「保冷缶ホルダー ROD-002」は、缶飲料の温度を保つ便利アイテムです。ホルダーに施された真空断熱構造によって、ドリンクの温度をキープ。温かくなるこれからの季節に、“仕事終わりの一杯”が楽しみになります。
同商品は缶飲料を保冷する“ホルダー”と、直接ドリンクを入れる“タンブラー”の2パターンで利用可能。サイズは7.5(幅)×7.5(奥行)×13cm(高さ)ほどで、ボディの真ん中あたりには握りやすいように凹みがついています。
実際に350mlサイズの缶をセットして、どれほど温度をキープできるのかを試してみました。30分ほど経過したタイミングで再びドリンクの冷たさをチェック。ひと口飲んでみたところ、冷蔵庫から取り出した時とほとんど違いは感じませんでした。これならゆっくり飲んだとしても、最後まで美味しくドリンクを味わえます。専用の飲み口を取りつけるとタンブラーに早変わり。冷たい飲み物に限らずホットドリンクにも対応しているので、季節を選ばず活用できますよ。
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■スマホを吊るしてもリールが伸びない! マグネット内蔵のリールつきキーホルダー「MAG REEL 360」
アウトドアでのデジタル機器の使用をサポートするモバイルギアブランド「ROOT CO.」。マグネットつきのリールキーホルダー「MAG REEL 360」は、アウトドア以外でも使える同ブランドの人気商品です。いちいち取り外さなくていいリールは便利ですが、重いものをぶら下げるのは難しいというデメリットも。
「MAG REEL 360」ならマグネットがリールの伸縮を防いでくれるため、300gまでのアイテムを吊るすことができます。またキーホルダーの上部と下部がカラビナ仕様になっているおかげで、取りつけ・吊り下げ共にワンタッチでセッティング可能。マグネットは軽くリールを引っ張っただけではびくともしない強度で、使うには“折るようなイメージでひねってから伸ばす”のがコツです。
試しにマグカップをぶら下げてキーホルダーの使用感を確認してみます。ガッチリと固定されたリールは伸びる様子もなく、そのまま歩きだしてもマグネットが外れる心配はありません。鍵やパスケースよりも重いアイテムに対応できるため、スマホや財布ポーチといった使用頻度が高いものを吊るしてもいいかもしれませんね。
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■デザインがオシャレすぎ~! 変態的な構造をした次世代の折りたたみ椅子「PATATTO180」
ユニークなインテリア雑貨を販売しているイケックス工業。中でもインパクトの強かったアイテムが、折りたたみ椅子の「PATATTO180」です。コンパクトかつ軽量で座り心地も優れていると評判ですが、公式サイトの動画には“変態的構造”といった一文が。一体どのような構造になっているのでしょうか?
「PATATTO180」をたたんだ時のサイズは、約375×30×245mmほど。ポリプロピレンやスチールで作られており、触り心地はザラザラ。一般的な折りたたみチェアと違って、同商品はたたんだ状態だと椅子の面影が全くありません。持ち手の下側にある銀色の“スナップボタン”を外してみたところ、さらに本体がバッグのような見た目に変形します。
次に本体をひっくり返し、“底面だった部分”を押し込んでください。すると本体がオシャレな椅子にフォルムチェンジ! 持ち手を掴んでしっかり広げつつ、垂直に押し込むとスムーズに変形しますよ。椅子へ腰を下ろすと、予想以上に座り心地バツグン。座面がなだらかな“W曲面”になっているため、丸いお尻にジャストフィットしました。おかげで長時間座っていても、疲れを感じにくいです。なお、椅子の耐荷重は100kg程度。携帯性だけでなく耐久性を兼ね揃えた椅子を、ぜひ試してみてください。