コストコのあらゆる商品の中でも特にコスパに優れているロティサリーチキン(699円)。丸鶏をローストしたものですが、もちろんこのままでもかなり美味しく食べられます。でも、ただ鶏の肉をムシャムシャ食べるだけでは芸がない! ……と言い張って、今回は7品目の料理に転じてみました。つまり、1日1回、ロティサリーチキンに絡んだ料理を作るとすれば、一週間ずっとチキンを楽しめるという寸法です。それではいってみましょう!
料理の前に、チキン分解は“外側に開く”!
まず、ロティサリーチキンをさばいていきます。包丁が苦手な方は手でも簡単にさばけますので、やってみてください。ただし、この分解の作業は鶏の油でかなりベトベトしますので、濡れ布巾などを手元に置いておくと良さそうです。さばく際のコツは、原則的にどの部位も外側に開いていくということ。もも肉、手羽、胸肉……外側に開いていけば部位がどんどんはずれていきますよ。
骨を取り分けて、まずは万能チキンスープを仕込む
ロティサリーチキンをばらしたところで、まずは骨と身に分けます。鶏肉のプリッとした感触がいかにも美味しそうで食べたくなってしまいますが、グッとこらえて先立って骨の処理に専念しましょう。骨は、あらゆる料理に流用できるスープの元になりますが、スープを炊くのに1時間ほど時間がかかります。まずは骨から綺麗に身を取り、骨を洗ってスープに転じることから始めましょう。
<万能チキンスープレシピ>
①チキンの骨を水で軽く洗う
②生姜、にんにくをすり下ろす
③鍋にチキンの骨、すりおろした生姜とにんにく、ネギの青い部分を入れ強火にかける。沸騰寸前のところで弱火にし、綺麗にアクをとる(白濁化させたい場合は、鍋に蓋をし中火~強火にすると良い)
④1時間ほどで完成